北米、ヨーロッパ、アジアから　海外マンガフェスタが今年もビッグサイトで開催

コミックス、バンドデシネなど様々に呼ばれ、分類されるが、絵でストーリーを語るカルチャーは世界中に広がっている。そんな海外のカルチャーを一挙に紹介するのが、2012年より開催されている海外マンガフェスタである。
2015年も11月15日に、東京ビッグサイトで開催されるコミティア114内で海外マンガフェスタ2015が行われる。開催4年目ということもあり、注目もさらに増している。2015年は国内外の作家が参加するアーティストアレイは過去最高の58サークルにもなる。ブース出展には海外の作品やキャラクターグッズが並ぶ。

毎年話題を呼ぶ、国内外の作家によるトークライブは今年も魅力的なゲストとなった。トークライブは2本。まずは、『Requiem Chevalier Vampire(吸血騎士レクイエム)』などで知られるオリヴィエ・ルドロワと『かわいい闇』などを手がけるケラスコエットのフランス勢と女子高生に大人気の日本のマンガ家の窪之内英策が語る。
2つめは、カナダのコミックアーティストとゲイ・アーティスト田亀源五郎の異色の組み合わせとなる。大ヒット作『ガール』の作家・ジリアン・タマキと『アドベンチャー・タイム』のデザイナーでもあるマイケル・ドフォージュの登場が関心を集めそうだ。
さらにライヴドローイングには、日本、米国、韓国の作家が揃う。寺田克也、アメコミのベテランであるウイルス・ポータシオとライアン・ベンジャミン、そしてその画力に定評のあるキム・ジョン・ギらが、その場でイラストを完成させる。

会場はコミティア114の東2ホール内。入場料はコミティアの入場に必要なティアズマガジン1冊（1,000円）が大人各1冊必要となる。小学生以下は無料だ。
海外の作品を一挙に知るチャンスであると同時に、海外のマンガ文化を一望する機会ともなる。秋の一日、海外マンガフェスタ2015に足を伸ばしてみるのもいいのではないだろうか。

海外マンガフェスタ(Tokyo International Comic Festival)
http://kaigaimangafesta.com/
2015年11月15日　
11時入場開始～16時閉場
コミティア114特設会場 in 東京ビッグサイト