東宝がアニメーションのECサイト事業に参入 「TOHO animation STORE」オープン
東宝が、新たにECサイト事業に参入した。2015年9月30日に、アニメ作品のBlu‐ray、DVD、さらにオリジナルグッズを取り扱う「TOHO animation STORE」をオープンする。
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ショップでは東宝が「TOHO animation」のレーベルで取り扱う映像ソフトの限定特典付商品や、オリジナル性を重視した限定アイテムなどを展開する。アニメ関連の映像ソフトを取り扱う企業では、すでにバンダイビジュアルの「BANDAI VISUAL CLUB」、アニプレックスの「ANIPLEX+」など各社が自社直営ECサイトを展開する。利益率の高い直営ショップは、意外に見落とすことの出来ない重要なビジネスであるが、東宝もこれに追随する。
「TOHO animation」は、東宝の映像事業部 映像企画室 アニメ事業グループが展開するアニメブランドである。スタジオジブリの劇場作品や「劇場版 名探偵コナン」シリーズなどの大作アニメ映画製作・配給とは別に、テレビアニメやアニメ映像ソフトの企画や販売を行う。深夜アニメを中心としたアニメファン向けの作品を得意とする。
80年以上の歴史を誇る東宝ではあるが、事業の立ち上がりは2012年と新しい。アニメファン向けのビジネスでは新規プレイヤーである。
「TOHO animation」としての作品第1弾は『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の製作参加、その後も数々の作品を手がける。歴史は浅い一方で、『PSYHO-PASSサイコパス』や『弱虫ペダル』、『ハイキュー!!』『血界戦線』などのヒット作を次々と飛び出し、アニメ業界の台風の眼となっている。
「TOHO animation」のビジネスは映像ソフトだけにとどまらない。大手映画会社ならではのヒット作の劇場展開や、自社アーティストも抱える音楽レーベル「TOHO animation RECORDS」の立ち上げと多彩だ。アニメの総合ビジネスへの志向が窺われる。
今回のECサイト事業もその一環となる。近年、ますます多角化の進むアニメビジネスの東宝も積極的に対応していく。
[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]
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