YoutubeやAmazon/Twitch 東京ゲームショウ初出展 勢いを増すゲーム実況が国際見本市に
9月17日より幕張メッセで4日間開催された東京ゲームショウ2015では、YoutubeやAmazon/Twitch が初出展が注目を集めた。
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ただし、いずれも出展の内容はゲームと関連深い。両社がテーマとしたのは、ネットを通じたゲームプレイの実況である。ゲーム実況はファンが主導となって2000年代後半から徐々に広がり、一大ムーブメントを巻き起こしている。動画配信プラットフォームの主力コンテンツとなっている。
そうしたムーブメントは現在、企業も巻き込み一大ビジネスに成長している。YoutubeやAmazonもそうした企業だ。
Youtubeはゲーム実況にフォーカスしたストリーミングサービスYouTube Gamingをスタートするなど、利用者ニーズを積極的にサポートする。一方、Amazonは共同出展する米国の大手ゲーム実況サイトTwitchを2014年に買収した。東京ゲームショウ2015では、そうした取り組みを披露し、さらにユーザーの拡大を目指す。ゲームビジネスの新たな局面となっている。
Youtubeブースは、初出展にもかかわらずかなり大きなスペースを展開した。中央にはステージを設置していたことからも、その大きさが分かるだろう。
このステージでは連日発表やゲーム実況が披露された。客席にはゆったりとくつろげる椅子とテーブルが設置し、同社のシンボルカラーである赤と黒と白で統一されていた。
さらに無料の配布物も用意されていた。「Youtube」と書かれた黒のトートバック、そこにはYoutubeの再生ボタンを催したアイテムやシールが入れられた。東京ゲームショウの出展は、ライブ配信の展開をさらに強めていく狙いがあるだろう。
一方Amazonは、自社のブランドとTwitchのブランドのふたつでの出展である。こちらも特設ステージが置かれ、ゲーム実況のデモンストレーションやトークセッションなどが行われた。
さらにAmazonならではの決済システムを紹介していた。アプリの課金につかえるAmazonコインをアピールしていた。会場でコイン型うちわを配布し、箱の中のコインを掴み取りするイベントを実施していた。「Twitch」のTシャツのプレゼント企画も行った。
さらに注目を集めていたのが、アプリのインディー開発者へのサポートコーナーを設けたことだ。Amazonビジネスの関心が実況だけでなく、ゲーム自体にもあることが窺われた。
《タカロク》
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