「超人幻想 神化三六年」刊行、會川昇による10月新作アニメ「コンクリート・レボルティオ」前日譚
9月17日、早川書房より會川昇による小説『超人幻想 神化三六年』が発売される。物語は、人間以上の力をもつ「超人」たちが存在する「もうひとつの日本」を描いたものだ。
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本作は、『コンクリート・レボルティオ』の原作や脚本にも参加する會川昇が自ら、アニメで語られるストーリーの前日譚を描いている。超人たちが日常的に存在する世界を一足早く垣間見ることが出来る。
『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』は、数々の傑作アニメを世に届けてきたボンズがアニメーション制作を担当する。監督に水島精二、そして會川昇のチームは、大ヒット作テレビアニメ『鋼の錬金術師』と同様だ。ファンの期待も高い。
そんななかで届けられる作品は、巨大宇宙人、超能力者やスーパーヒーロー、妖怪、魔法少女まで、あらゆる超人が存在する個性たっぷりの作品だ。そこでは「神化」という年代のなか、戦後20年余り高度成長を謳歌していた。
アニメで神化40年代が描かれるが、『超人幻想 神化三六年』ではそれに先立つ神化36年が舞台になる。
戦後復興に沸く日本、テレビ視聴者が増えるなか、生放送人形劇を担当するディレクターの木更嘉津馬は、放送開始直前にスタジオに元GHQの男らの乱入、さらに謎の獣がよるスタッフ惨殺を体験する。
その様子がお茶の間に流れてしまうと思ったとき、気づくと嘉津馬は放送開始40分前に戻っていた。奇想天外のストーリーは、アニメへの期待を盛り上がるのにもぴったりだろう。発売はハヤカワ文庫JAで、価格は799円(税込)となる。
《animeanime》
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