「ダイヤのA」the LIVE 、野球シーンは秀逸、高校球児たちの熱い群像劇で感涙
高浩美の アニメ×ステージ&ミュージカル談義■「役者、音楽、照明、映像・・・関わる全てのセクション各々の最大限の努力で演劇ならでは表現、ライヴ感を作り上げたい」
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高浩美のアニメ×ステージ/ミュージカル談義
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小澤は「この暑い夏、高校球児が甲子園に向けてがんばってきた中、僕らも稽古をがんばってきました。その成果を初日、そして千秋楽まですべてを出しきれるように頑張りたい」と語る。また和田は「野球を舞台でどうやるの?という声は散々いただいてましたが、野球を知っている方はもちろん、知らない方も『ダイヤのA』に興味を持ってもらいたい」とコメントした。
キャラクターについて、小澤は「栄純は素直で単純な奴。今、栄純が何を思っているんだろうっていうのを、わかりやすく演技していこうと思います」と言えば、原作ファンの廣瀬は「降谷くんは、ギャップですかね」と。「野球のことになったらすごく人が変わる。野球の鬼になれるのでそういうところを切り替えて演じられたら」とコメント。そして和田は、「御幸一也は、嫌われ者とか一匹狼とか言われます。が、一番念頭においているのはチームのためという、ザ・男前なキャラクター」と分析。「本当の気持ちとセリフとのギャップをうまく出せるように演じていきたい」とコメント。
そして、それぞれお互いへのメッセージを交換。和田は「廣瀬くんと一緒にさせてもらうのは2本目なんですけど、プライベートでも一緒にカレーを食べに行ったりして一気に距離を縮められたので、唯一無二の存在になっていけたらと思います。小澤廉君は、まだ舞台経験が少なく2本目なのに主役、まだまだ伸びるところがいっぱいあると、ちょっと上からになってしまいますが、初日から千秋楽にかけても成長するんじゃないかなと思います」と期待を寄せた。そのコメントに思わず小澤は泣く仕草をし「泣くなよ、お前!」と和田が小澤の肩を叩くシーンも(ウケ狙い?)。
廣瀬は「廉ちゃん、あえて言うね」と前置きし、「主役の座は渡しますけど、エースの座は譲りません!」と宣戦布告だ。小澤から和田へは「琢磨君はいい兄貴」と言う。「1回セリフを軽く言ってしまったことがあったんです。そのとき琢磨君に『そんなんやめちまえ!』って言われて、すんごい落ち込んじゃって」と稽古中のエピソードを打ち明けた。
「琢磨君がコンビニでアイスとかジュースとかおごってくれた」とちょっとウルッ的な話だったのに、廣瀬が「アメとムチってこと?」とツッコんできた。和田は「一番高いアイス買ってやりましたよ!」と自慢げ、報道陣から笑いが起こった。
それから廣瀬に対して小澤は「天然なところもある降谷とそっくりなんですよ、笑わせてくれる智紀くんが大好きです!」と言ったら「エース譲ってくれる?」と返す廣瀬。小澤は「ダメです!」と即答するが「いいじゃん、好きなんでしょ?」と廣瀬。さらに小澤については「どんどん磨き上げていく姿を見ていて、だんだん負けたくないという気持ちも出てきて、そういうライバル心も劇場でお客さんに伝えられたらなと思います」と語った。
終始、仲の良さを見せてくれた3人、和やかに会見は終了した。
脚本・演出はアニメ『ダイヤのA』で倉持洋一を演じた浅沼晋太郎。ロビーには原作者が舞台のために描き下ろした色紙も展示される予定だ。
『ダイヤのA 』the LIVE
2015 年 8 月 1 日~9 日
Zeppブルーシアター六本木
『ダイヤのA 』the LIVE
(C)寺嶋裕二・講談社/「ダイヤの A」The LIVE 製作委員会
《高浩美》
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