ナノの海外進出が加速、台湾、ドイツに続きインドネシアAFAID2015に出演決定

『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』などの主題歌で知られる人気アーティスト・ナノが、国内だけでなく海外でも羽ばたく。9月にインドネシア・ジャカルタにて開催されるJ-POPカルチャーの祭典AFAID2015(Anime Festival Asia Indonesia2015)に出演することが発表された。
AFAIDは、東南アジア最大規模のJ-POPカルチャーイベントAFAのインドネシア版だ。ナノのゲスト出演は公式サイトにて発表された。

AFAIDは、9月24日から26日の3日間にわたって開催されるが、ナノはその中で25日・26日に実施となるI LOVE ANISONGコンサートに出演する。ナノ以外にも、GARNiDELiAやLiSA、やなぎなぎといった日本の人気アーティストが出演を予定している。国内の音楽フェスティバルさながらの豪華ライブになる。

AFA（Anime Festival Asia）は、アニメを中心とした日本の最新ポップカルチャーを広く紹介する東南アジア最大規模のイベントだ。2012年よりマレーシア、インドネシアにも展開をしている。2015年4月30日5月3日には、タイでも初開催されるなど、地域の日本のアニメ、マンガ、音楽の人気を背景に、近年急成長を続けている。
2014年AFAシンガポールには3日間で約9万人が、2014年AFAインドネシアには3日間で約5万5千人が参加した。東南アジアでのJ-POPカルチャーに対する注目が高まっている中、アーティストや最新ヒットアニメ、グッズなどが一挙に紹介される。

ナノといえば、先日は台湾での公演を成功させたばかりで、さらに5月にはドイツでの公演も予定する。過去には、ドイツ・デュッセルドルフで行われたジャパニーズカルチャーコンベンションDoKomiに招待され、ライブ会場キャパ満員の1500人を集客した実績を持つ。
もちろん日本での人気も高く、2015年1月には最新アルバム「Rock on.」を発表し、同作はオリコンウィークリーチャート6位を記録した。元々グローバルな活躍を見せている人物だが、東南アジアの音楽ファンを相手にパフォーマンスを披露する機会を得た格好だ。
ボーダレスに活躍の幅を拡げているナノだが、これを機にさらなる人気を獲得しそうだ。