「ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション」が映像ソフトに、本編映像を一部ネット公開 | アニメ!アニメ!

「ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション」が映像ソフトに、本編映像を一部ネット公開

『魔法の映画はこうして生まれる/ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション』のBlu-ray・DVDが4月24日にリリースされる。『ベイマックス』の制作風景を通じて、ディズニーの秘密に迫る。

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『魔法の映画はこうして生まれる/ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション』
『魔法の映画はこうして生まれる/ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション』 全 3 枚 拡大写真
2014年11月24日にNHK総合で放送され、大きな話題を呼んだドキュメンタリー『魔法の映画はこうして生まれる/ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション』がBlu-rayとDVDになる。4月24日にリリースされる。
同じ24日には、大ヒットのアニメーション映画『ベイマックス』の映像ソフト発売も控える。この『ベイマックス』の制作風景を通じて、国境を越えてあらゆる世代を魅了し続けるディズニーの秘密に迫っていく。ディズニーファン必見のドキュメンタリーだ。

世界で大人気のディズニー・アニメーションだが、そのスタジオの奥まで取材でテレビカメラが奥まで入ることはあまりなかった。90年に及ぶディズニー・スタジオの歴史で初めて、これまで秘密に包まれてきた制作現場を長期密着カメラが捉えた貴重な内容だ。
今回は新たに、本編映像の一部がYouTubeにて公開された。そこには東京国際映画祭のオープニングに登場したジョン・ラセターの姿が映し出されている。

ジョン・ラセターは世界初のCG長編アニメ『トイ・ストーリー』の監督であり、ディズニーとピクサーの両方でチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めている。
「日本、東京、そして宮崎駿さんに、私は大きな影響を受けてきました」と話す彼は、日本のポップカルチャーについても造詣が深い。特に『ベイマックス』は日本の鈴がモチーフになっていたり、舞台がサンフランシスコと東京をミックスさせたような架空都市だったりと、日本に対する熱い思いが表現された。



制作現場の映像では『ベイマックス』のキャラクターに息を吹き込む様子が収められた。人体解剖学に基づき、骨や筋肉の構造に沿った人間らしい動きを追求することで、CGに温かみを加えている。ストーリーの打ち合わせでは、作品に関わるすべてのクリエイターたちが自由にディスカッションし、何度も何度もブラッシュアップを重ねる様子が印象的だ。
『魔法の映画はこうして生まれる/ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション』はBlu-rayが3800円、DVDが3200円(すべて税抜)となる。
[高橋克則]

『魔法の映画はこうして生まれる/ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション』
http://www.disney.co.jp/studio/liveaction/1304.html



発売日: 2015年4月24日(金)
価格: Blu-ray 3800円 DVD 3200円(すべて税抜)

《高橋克則》

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