「ガンダム Gのレコンギスタ」のできるまでを一望 AnimeJapan 2015のProductionWorksStreet
AnimeJapan 2015では『ガンダム Gのレコンギスタ』を例にとり、アニメーション制作の各工程を、スタッフ陣のコメントを交えつつ、豊富な資料で紹介する展示企画が行われていた。
イベント・レポート
アニメ
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
AnimeJapan 2015 オープンシアターでは「アイドルアニメ」「ロボットアニメ」のジャンルを概括
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』の生みの親のひとりであり、その後もシリーズを牽引してきた富野由悠季。『ガンダム Gのレコンギスタ』は、そんな富野が自ら手がけるTVシリーズ「ガンダム」最新作としてアニメファンから注目を集めているタイトルであり、さらにAnimeJapan 2015の開催期間に、オンエアも継続中の現行タイトルということで、ブース内には常時多くの人が詰めかけていた。
展示は、作品の大元となる「企画」に始まり、「脚本」「絵コンテ」「キャラクターデザイン」「背景」「原画」「動画」「CG」「仕上げ」「撮影」「編集」「音響」「ビデオ編集」と順をおって展開。完成したフィルムの上映と、「商品展開」として各種アイテムの展示も行われており、作品づくりの入り口から出口までを一気に体感することができる内容となっていた。
物珍しげに各セクションの説明文を読む人、各コーナーに設置されたスタッフアンケートの回答をじっくりと読みふける人、絵コンテや原画、タイムシート、各種作業時における注意事項をまとめた資料などを食い入るように見つめる人など、ライトユーザーからコアユーザー、はたまた業界人らしき人まで、客層もさまざま。各セクションには、ガンプラを使った「アニメ制作あるある」マンガもパネル展示されており、こちらも来場者の笑いを誘っていた。
訪れた人の中から、名スタッフが生まれる日も遠くないのかもしれない。
[後川永]
《後川永》
特集
この記事の写真
/