「それが声優！」TVアニメ化決定　あさのますみ×畑健二郎、人気作家の同人作品がメジャーに参入

現役声優と人気マンガ家がタッグを組んだ『それが声優！』が、テレビアニメ化されることが発表された。2015年夏の放送開始予定だ。原作は浅野真澄の名前で活躍するあさのますみ（筆名）、作画は『ハヤテのごとく!』などの人気マンガで知られる畑健二郎である。
声優の知られざる舞台裏やリアルな日常を新人声優3人の奮闘と共に描く本作は、アニメファン、声優ファン、そしてマンガファンから大きな注目を集めそうだ。1月14日には、ティザーサイトもオープン、番組の告知を開始した。

一方で、今回のアニメ化は、多くの人にサプライズを与えそうだ。実は原作となる『それが声優！』は、通常の商業出版はされていない。プロとプロがタッグを組んだオリジナル同人誌としてのみ、販売されている。2011年のスタート後、同人誌即売会などで大きな人気を獲得しており、ブースには行列が絶えない。
同人誌から話題の作品や作家が、飛び出すことは珍しくなくなっている。それでも今回はマンガの商業出版を超えての、即アニメ化で話題を呼びそうだ。

本作のアニメ化決定は、2014年12月28日から30日に開催された「コミックマーケット87」のあさのますみ・畑健二郎の共同出展ブースや同人誌「それが声優！-2014 WINTER 汗とライブとほっちゃんと-」にて先行発表している。ティザーサイトのオープンと同時に広く告知することになった。
またアニメーション制作はGONZO、音楽制作としてEVIL LINE RECORDSが参加することも明らかとなった。制作スタッフやキャストなどの続報が待たれる。

原作のあさのますみ（浅野真澄）は、『Go!プリンセスプリキュア』の海藤みなみ（キュアマーメイド）役などで活躍する。自身の体験などに基づいて声優の日常を描写する。作品には実在声優が実名で登場するなども話題だ。
畑健二郎さんは、代表作『ハヤテのごとく！』がたびたびアニメ化されるなどの人気作家である。『それが声優！』では敢えて、同人誌というかたちで作品を発表する。

テレビアニメ『それが声優！』
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あさのますみ＆畑健二郎のサークルはじめましてサイト
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