「攻殻機動隊 新劇場版」2015年初夏公開決定 いま明かされる草薙素子、出生の秘密
『攻殻機動隊』の長編新作映画の詳細が、1月8日に発表された。映画のタイトルは正式に『攻殻機動隊 新劇場版』とし、2015年初夏に全国公開される。
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これと同時に作品のポスタービジュアルも公開され、さらに特報の公開も始まった。ポスタービジュアルは、本作の主人公・草薙素子を中心のサイバーパンクなギミックで溢れている。『攻殻機動隊』らしい絵だ。
また、特報はおよそ15秒。ポスタービジュアルと同様のシーンを中心に組み立ている。この特報は1月9日より劇場でも公開される。
ファンが気になるのは、やはりストーリーだろう。こちらは今回は詳細は非公表だが、草薙素子の出生の秘密が明かされるとする。攻殻機動隊の起源にも触れるとし、ファン必見のものとなるに違いない。
これまでのファンだけでなく、シリーズ未体験のファンも、本作を観れば作品の全てが分かるとしている。作品誕生から25年、新たなスタートに位置づけられる作品だ。
そんな作品のアニメーション制作を手がけるのは、お馴染みのプロダクション I.Gである。総監督には、総監督・キャラクターデザインは黄瀬和哉、脚本は冲方丁、音楽はコーネリアスが担当する。2013年6月から約2年間にわたり展開した『攻殻機動隊 ARISE』のスタッフが再び揃う。
一方監督は『ROBOTICS;NOTES』『戦国BASARA弐』の野村和也、総作画監督は大久保徹が担当する。『攻殻機動隊』に新しいクリエティブを持ち込みそうだ。
またキャストは、『攻殻機動隊 ARISE』から新たに素子役を演じた坂本真綾をはじめ、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきの名前が挙がっている。『攻殻機動隊 ARISE』につながる物語が予想される。2015年初夏の映画公開の際にはその全貌も明らかになるだろう。
“『攻殻機動隊』連載開始 25 周年を振り返り”
原作者・士郎正宗先生からのコメント
「『攻殻機動隊』は「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると 1作目『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2作目『イノセンス』、3作目『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4作目となる。
25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をする事になるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんで頂ける作品になる事を祈っている。」
士郎正宗
『攻殻機動隊 新劇場版』
2015年初夏 全国ロードショー
/http://kokaku-a.jp/
[スタッフ]
原作: 士郎正宗
総監督・キャラクターデザイン: 黄瀬和哉
脚本: 冲方丁
音楽: コーネリアス
監督: 野村和也
総作画監督: 大久保徹
アニメーション制作: Production I.G
製作: 「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
配給: 東宝映像事業部
[キャスト]
坂本真綾 塾一久 松田健一郎 新垣樽助 咲野俊介 中國卓郎 上田燿司 中井和哉 沢城みゆき
攻殻機動隊25周年記念サイト
/https://www.bandaivisual.co.jp/koukaku-special/
『攻殻機動隊 新劇場版』
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
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