「ウルトラジャンプ」もデジタル定期刊行 2015年1月1日開始 「ジョジョリオン」「ぎんぎつね」も読める
集英社のマンガ雑誌のデジタル化がさらに広がる。集英社は2014年12月19日に月刊マンガ誌「ウルトラジャンプ」のデジタル版刊行を発表した。
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1月1日にデシタル版となるのは12月19日発売の1月号になる。以降も毎月1日に前月に発売された号を約10日後の配信とする。同社はデジタル版「週刊少年ジャンプ」では紙とデジタルの同時発売としているが、「ウルトラジャンプ」では時差を設けた。週刊誌と月刊誌の性格の違いを反映させたとみられる。
デジタル版の配信が紙版からやや遅くなる一方で、価格は紙版600円(税込)に対してデジタル版は463円(税別)とリーズナブルな価格となっている。またデジタル版は、掲載されているマンガは全て読めるが記事ページはなく、付録も含まれない。紙雑誌とはまた異なるターゲットに届きそうだ。
デジタルならではのもうひとつの特徴は、バックナンバーの配信である。配信開始より1年間購読可能だ。紙雑誌は店頭からなくなると入手が困難になる場合が多いので、後から読みたい読者にはありがたい仕組みになる。
また今回のデジタル配信と同時に、2014年7月号から12月号までのバックナンバー配信も開始した。さらにデジタル版配信開始記念として、2014年11月19日に発売されている「ウルトラジャンプ」12月号を、2015年11月30日)まで期間限定で無料配信する。こちらで試し読みするのもいいだろう。
「ウルトラジャンプ」は1995年に、「週刊ヤングジャンプ」の増刊誌として誕生した。クオリティの高い作家陣から人気で1999年10月に定期刊行となっている。
荒木飛呂彦の『ジョジョリオン』、落合さより『ぎんぎつね』、皆川亮二『PEACE MAKER』などの人気作家が掲載する。アニメやゲームなどとの連動も得意とする。
集英社はマンガ出版で国内有数の存在だ。マンガの海外展開、デジタル化など新ビジネスでも、業界を牽引する。今年9月には、国内最大のマンガ誌「週刊少年ジャンプ」のマンガをデジタル版「少年ジャンプ+」で同時配信開始し、マンガ関係者を驚かせた。
「ウルトラジャンプ」のデジタル配信は、これに続くものになる。集英社が引き続きマンガ誌のデジタル刊行に積極的あることを感じさせる。2015年以降、さらなるデジタル展開が続くのか今後の動きから目が離せない。
「ウルトラジャンプ」公式サイト
http://ultra.shueisha.co.jp
デジタル版「ウルトラジャンプ」
配信開始日: 2015年1月1日(木)
※配信開始日時・期間は電子書籍ストアによって異なる場合があり。
配信日: 毎月19日発売の「ウルトラジャンプ」本誌発売の翌月1日
※バックナンバーの配信は配信開始日より1年間。
価格:本体463円+税
[配信書店]
ジャンプBOOKストア!、Amazon Kindleストア、BookLive!、eBookJapan、koboイーブックストア、LINEマンガ、Yahoo!ブックストアなど
「ウルトラジャンプ」
(C)SHUEISHA Inc. All rights reserved.
[/アニメ!アニメ!ビズより転載記事]
《アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.biz》
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