前田真宏と本田雄がタッグ　日本アニメ（ーター）見本市第6弾が予告編も公開

日本のアニメーションの可能性を探るプロジェクト「日本アニメ（ーター）見本市」の第6話放送作品が明らかにされた。タイトルは『西荻窪駅徒歩20分 2LDK 敷礼2ヶ月ペット不可』、監督は前田真宏、原案・キャラクターデザインに本田雄、さらに美術に串田達也、久保友孝が参加する。
声の出演はこれまでと同様で、山寺宏一、林原めぐみのふたりで担当する。アニメーション制作はスタジオカラーが行った。エンディングテーマはSotte　BosseがTHE BOOMの「中央線」をカバーする。

本作のタイトルとスタッフは12月8日、ニコニコ生放送にて配信された「日本アニメ（ーター）見本市-同トレス-」第5回にて発表された。また、日本アニメ（ーター）見本市の公式サイトでは、早速作品紹介のページが立ち上がり、予告編も公開されている。
『西荻窪駅徒歩20分 2LDK 敷礼2ヶ月ペット不可』と、生活感たっぷりのかなり不思議タイトルだ。しかし、発表されたキービジュアル、そして予告編のタイトルとは裏腹に裸の女性が走っていくものだ。一体、どんな映像が飛び出すのか。
あらすじには、「いつもの部屋のソファの上で目を覚ましたリカ。ふとした違和感に気付く・・・　駅から少し離れた２ＬＤＫ、ただいま内覧受付中。」とだけ説明されている。

監督の前田真宏は、1980年代より『王立宇宙軍／オネアミスの翼』『トップをねらえ！』『ふしぎの海のナディア』など数々の傑作に参加した。1989年発表の監督デビュー『青の6号』は、CGを本格的に取り入れた先行的作品で新しい映像スタイルが大きな話題となった。『巌窟王』や『THE ANIMATRIX 〈The Second Renaissance 1&2〉』など監督作品も、独特の映像表現が高い評価を得ている。
原案・キャラクターデザインを担当する本田雄は、凄腕のアニメーターとして日本を代表する存在だ。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』総作画監督や、『千年女優』『電脳コイル』のキャラクターデザイン・作画監督などで知られている。今回はキャラクターデザインに加えて、原案としてもクレジットされているのに注目したい。

日本のトップクラスのクリエイターが、なんでもありを前提に制作した『西荻窪駅徒歩20分 2LDK 敷礼2ヶ月ペット不可』は話題を呼びそうだ。
本編配信は12月12日（金）、「日本アニメ（ーター）見本市」公式サイトで予定をしている。また、これまで同様に12月15日、月曜日の夜22時からは作品を解説する「日本アニメ（ーター）見本市-同トレス-」第6回がニコニコ生放送で配信される。出演は前田真宏監督、本田雄、Sotte Bosseである。

日本アニメ（ーター）見本市
http://animatorexpo.com

『西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可』
http://www.nicovideo.jp/watch/so25060387
【ストーリー】
[スタッフ]
監督：　前田真宏
原案・キャラクターデザイン：　本田雄
美術：　串田達也、久保友孝
声ノ出演：　山寺宏一、林原めぐみ
アニメーション制作：　スタジオカラー

ニコニコ生放送「日本アニメ（ーター）見本市-同トレス-」第6回
放送日時：　2014年12月15日（月）22時～23時（予定）
http://www.nicovideo.jp/watch/so25060387
出演者：　前田真宏、本田雄、Sotte Bosse

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