ニューヨーク・コミコンの会場では早速フッテージ映像が上映され、パネルに集まったファンを喜ばせた。フッテージは1分足らず、ピーター・クイルやロケットなどお馴染みのキャラクターたちが2Dスタイルで描かれている。
マーベルによればテレビアニメーション版の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、2015年夏にディズニーXDで放送を開始する。劇場映画が大ヒットしているだけに、こちらも大きな人気を博しそうだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はマーベル・コミックスの人気コミックを実写映画化、2014年夏に日本を含む世界で公開され大ヒットになった。主人公ピーター・クイルら個性豊かなキャラクターから構成されるチーム“ガーディアンズ”が宇宙を舞台に大活躍する。原作は必ずしも知名度が高いわけでなかったが、映画のヒットで一躍メジャー入りした。テレビアニメーション化も決まり、メディアミックス展開は加速しそうだ。
作品を放送するディズニーXDは、ディズニーグループのなかで少年向けの番組を放送する大手チャンネルである。2009年のウォルト・ディズニーによるマーベル・エンタテインメント買収以降、マーベル・コミックス原作のテレビアニメーションの放送を拡大している。現在は、『アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズ』、『アベンジャーズ・アゼンブル』、『ハルク:スマッシュ・ヒーローズ』などの人気番組がある。
またこの10月には同じくグループ会社のルーカスフィルムによる『スター・ウォーズ 反乱者たち』もスタートしたばかりだ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が加わることで、さらにラインナップが強化される。ヒット作だけにテレビアニメーション版『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が日本のディズニーXDで放送されることも今後期待出来そうだ。