東京ゲームショウ2014　総来場者は25万1,832人で歴代2位　ビジネス商談が活発に

9月18日から21日まで幕張メッセにて開催されたゲームイベント東京ゲームショウ2014の4日間の総来場者数は25万1832人と、昨年に引き続き大盛況となった。昨年の27万197人に比べるとおよそ6.7％の減少とはなるが、歴代2位の高水準で引き続き東京ゲームショウへの関心が高かったことが分かる。
来場者のうちビジネス関係者やメディア向けのビジネスデイ2日間（18日、19日）の来場者数が5万6,433人、一般公開日（20日、21日）が19万5,399人である。20日が9万2,308人、21日が10万3,091人だった。また子ども達などのファミリー来場者は、2日間で1万5,196人となった。

主催者の一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、共催の日経BP社は「GAMEは変わる、遊びを変える。」をテーマに活発な国際ビジネス交流と、新たな驚きと楽しみを提供出来たとしている。VR（仮想現実）に対応したヘッドマウントディスプレイなどが人気を集めたという。
また、今回は参加企業・団体数が海外の202を含めて過去最大の421に達した。アポイントシステムを通じたビジネス商談数だけでも、過去最多の601件となった。東京ゲームショウが、近年、力を入れるビジネス機能強化の効果が現れている。昨年より増加したビジネスデイの来場者数5万6,433人も、そうした成果と言えそうだ。

東京ゲームショウは2015年以降も引き続き、世界のゲームシーンを牽引していくことになる。すでに来年2015年の開催日程が発表されている。
会場はこれまでと同様に幕張メッセ、2015年9月17日から9月20日を予定する。引き続き4日間体制となり、ビジネスデイ2日間、一般公開日2日間が定着したようだ。

東京ゲームショウ2014公式サイト　/http://tgs.cesa.or.jp/

東京ゲームショウ2014　
ビジネスデイ来場者数　56,433人　[52,354人]
9月18日(木) 27,786人[29,171人]
9月19日(金) 28,647人[23,183人]
一般公開日来場者数　195,399人[217,843人]
9月20日(木) 92,308人[102,399人]
9月21日(金) 103,091人[115,444人]
総来場者数
251,832人[270,197人]

[　]内は2013年実績