CEDEC AWARDS 2014最優秀賞 「艦これ」「PS4 Share」「SOFTIMAGE」などが受賞
9月2日から4日まで、パシフィコ横浜で開催されているCEDEC 2014にてCEDEC AWARDS 2014の最優秀賞が決定した。
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「CEDEC AWARDS」は、優れたコンピュータエンターテインメント制作技術の開発者を称える賞である。2008年よりスタートし、現在はCEDEC の重要なイベントとしてすっかり定着している。
2014年は開催に先立って、各部門の優秀賞を発表している。これら優秀賞を対象に、受講申込者、講演者、CEDEC運営委員会の投票により、最優秀賞が決定した。
エンジニアリング部門では「Unreal Engine 4」開発チーム(Epic Games)、ビジュアル・アーツ部門では「SOFTIMAGE」開発チーム(Autodesk)、ゲームデザイン部門では『艦隊これくしょん』開発チーム(株式会社DMM.com/株式会社角川ゲームス)、サウンド部門では坂本英城さん(株式会社ノイジークローク)、ネットワーク部門では「PS4 Share」開発・運営チーム(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント)が選ばれている。
贈賞理由はとして、「Unreal Engine 4」はゲームエンジンの民主化の推進、「SOFTIMAGE」は3DCGゲーム開発黎明期からアーティストを支えた立役者として、『艦隊これくしょん』は擬人化・女性化といったコンセプトワーク、坂本英城さんはファンとの交流を通じたゲーム音楽への取組み、「PS4 Share」はユーザーによる配信とその共有手段の提供を挙げている。
「SOFTIMAGE」は、CGアニメーションの制作現場でもお馴染みのツールだ。しかし、現行の最新版「Sotfimage 2015」のリリースを持って開発終了となったことで惜しまれている。
アニメ界隈では、特にスタジオジブリが『もののけ姫』や『ハウルの動く城』などで使用していることで話題となった。「SOFTIMAGE」の開発には、一時期『鉄コン筋クリート』などのマイケル・アリアス監督が参加していたことでも知られている。
[真狩祐志]
「CEDEC」
/http://cedec.cesa.or.jp/
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