「ベイマックス」 ディズニー新作アニメ映画には、日本文化リスペクトが満載
その白くて大きなビジュアルが、日本でも大きく話題となったディズニー・アニメ最新作『ベイマックス』。その日本公開日が、クリスマス直前の12月20日(土)に決定した。
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両親のいない14歳の天才少年・ヒロは、唯一にして最愛の存在だった兄タダシを謎の事故で失う。深く傷つき、心を閉ざしてしまったヒロの前に突如現れたのは、真っ白な大きな体をしたベイマックス。亡き兄タダシが、人々の心を体の健康を守るために開発したケア・ロボットだった。
兄の死の謎を解明するうちに、世界の脅威となる巨悪な存在に気づいたヒロ。彼は兄のために戦う決意をするが、味方は戦闘能力も戦闘意欲もない優しすぎるケア・ロボットだけ。果たして、優しさだけで世界は救えるのか――。
今回明らかになったのは、舞台“サンフランソーキョー”のコンセプトアート。サンフランシスコと日本が融合した都市とは一体どんな姿なのか? 海外での描写にありがちな、ステレオタイプの日本が描かれているだろうと思ったら大間違いだ。
“○○不動産”、“空手○○”、“○○カメラ”、“○○マンション”など、半数近くが日本語表記で書かれた看板が並ぶ街に、サンフランシスコらしい路面電車が走っていたり、ゴールデンゲートブリッジとお台場のレインボーブリッジを掛け合わせたような橋も見え、見事な“融合”で描かれている。
過去にも日本をテーマに取り入れてきたディズニーは、その徹底的なリサーチと高次元のデフォルメにより世界観を描くことで有名だ。
たとえば、『カーズ2』では、世界最速のレースカーを決める大舞台となるワールド・グランプリ・シリーズの開催地が日本だった。おんぼろレッカー車のメーターが驚愕した“ウォシュレット”など、日本文化も詳細まで描いて話題となった。
また『シュガー・ラッシュ』では、日本生まれのゲームキャラクター「ストリートファイター」シリーズのザンギエフや「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のソニック、「スーパーマリオ」シリーズのクッパが登場し、主人公や登場人物のモデルは“原宿ガール”のファッションを参考にするなど、随所に日本の現代カルチャーが取り入れられている。
“日本の鈴”をイメージしてデザインされたと言われる、つぶらな瞳の主人公・ベイマックス。彼の優しさはどんな奇跡を巻き起こすのか? そしてディズニーが描く“日本”にも、さらなる期待が集まりそうだ。
『ベイマックス』は、12月20日(土)より全国にて公開。
日本文化取り込んだ、ディズニー・アニメ『ベイマックス』ビジュアル解禁!
《text:cinemacafe.net》
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