映画『それいけ!アンパンマン』 井上真央が声優初挑戦「未来のこどもに自慢したい!」
映画『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』の完成披露試写会が、6月8日に都内で開催された。アンパンマン役の戸田恵子、ゲスト声優の井上真央、主題歌を歌うドリーミングが登壇した。
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昨年亡くなった原作者・やなせたかしによる最後の原作作品で、2012年から続く“復興三部作”の第3作目。毒りんごに冒された故郷・アップルランドを取り戻すべく、りんごぼうやがアンパンマンと仲間たちの助けを借りて戦う姿を描く。
やなせさんは生前、作品の完成披露や初日の舞台挨拶に登壇し、自前の歌や力強いメッセージで観客に呼びかけるのが恒例だった。戸田さんは「やなせ先生は昨年、さっとマントを翻して天国のパトロールに行ってしまいましたが…」と先生の不在の寂しさを口にしつつ、「三部作の最期の作品であり、誰よりも先生が待ち望んでいた作品。きっと天国で見守ってくださっていると思います」と語る。
本作については「アンパンマンの原点回帰」と語り、「やなせ先生は常々、『人生は喜ばせゴッコ』と仰ってました。アンパンマンは人を喜ばせるのが大好き。りんごぼうやは正義や優しさとは何かを見出していきます。この作品には人のために何かすると、胸がホカホカするということが描かれています。何より、諦めちゃいけないということが大きなテーマです!」とやなせさんの思いを代弁するかのように力強く呼びかけた。
井上さんは本作で声優初挑戦。「3歳の頃から『アンパンマン』が大好きで、マーチを歌って、TVを見て、おもちゃをねだっていた」と明かすほどだが、それだけに完成した作品について「こんなに緊張して『アンパンマン』を観るのは初めてでした」と語る。
だが戸田さんは、そんな井上さんの心配を一蹴。「素晴らしかったです。いずれ結婚されてお子さんが生まれたら自慢の一作になります」と太鼓判を押す。この言葉に井上さんもホッとした様子で「未来の子どもに自慢しようと思います」と満面の笑みを浮かべた。
「ドリーミング」のちよさんとかよさんは、生前のやなせさんが最後にデザインしたというりんごをあしらったシャツを着て登場。この日はアンパンマン、ばいきんまんにコキンちゃん、さらに、やなせさんをイメージしたやなせうさぎも来場したが、「エンドロールでやなせうさぎが踊り出したときは涙があふれました!」としみじみと語っていた。
『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』は7月5日(土)より全国にて公開。
井上真央、『アンパンマン』での声優初挑戦を「未来のこどもに自慢したい!」
《text:cinemacafe.net》
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