新海誠展 静岡県三島で開催 4作品の制作資料や映像、世界観を紹介
静岡県三島にある大岡信ことば館で、6月28日から「新海誠展 ―きみはこの世界の、はんぶん。―」がスタートする。新海誠監督の作品世界を紹介する展覧会だ。
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新海監督の制作の様子や作品を通してのメッセージを、ことばの造形とともに伝える。本展覧会のために準備したメイキング映像などもあり、たっぷりな内容の展覧会となる。
大岡信ことば館は、株式会社Z会が運営している。新海誠監督は今年2月に公開されたZ会の受験生応援CM『クロスロード』を制作している。『クロスロード』のリリーズ後の反響は大きく、10代の若者だけでなく、世代を超えた多くの人の共感を得た。
Z会グループは、これまで大岡信ことば館で詩人の大岡信の精神に基づいた「ことば」の可能性を探ってきた。そこでアニメーション世界での新たな「ことば」の発信者として新海誠監督に注目、展覧会開催につながった。
展覧会では『クロスロード』に加えて、自主制作として発表された初期の代表作『彼女と彼女の猫』、ファンからとりわけ人気が高い『秒速5センチメートル』、そして2013年に公開され大きな反響を巻き起こした『言の葉の庭』の4作品にスポットを当てる。
会場は作品ごとに4つのコーナーを設け、絵コンテや原画などを紹介する。さらに映像画面のレイヤー構造を立体的に展示する。作品の創作過程を知る機会になるに違いない。また、展覧会のために描き下ろしたポスターのメイキング映像も上映する。
さらに作中の印象的なセリフや『クロスロード』主題歌の歌詞を造形的に展示するなど、新海作品のなかの「ことば」に着目する。『言の葉の庭』で主人公・タカオがデザインした靴や『秒速5センチメートル』の作中で明里が貴樹へ送った手紙の元になったものなどもあり、ファンには堪らない空間となるだろう。
会場となる大岡信ことば館は、三島市と首都圏、関西圏などからはやや遠く感じるが、JR東海道本線、東海道新幹線の三島駅の駅から1分ほどと便利な立地だ。週末に足を延ばしてみるのもいいだろう。
会期は2014年6月28日から10月19日まで、開館時間は10時から18時、月曜日は休館となる。(ただし祝日の場合は開館し、翌日休館)入館料は大人1000円、大学生750円、小中高校生500円など、詳しくは大岡信ことば館のサイトで確認出来る。
「新海誠展 -きみはこの世界の、はんぶん。-」
会期: 2014年6月28日(土)~2014年10月19日(日)
開催場所: 大岡信ことば館
/http://kotobakan.jp/
*詳細は上記サイトで確認ください。
《animeanime》
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