「午前十時の映画祭」5年目で初登場、日本映画が好調な出足 東宝の名画上映企画
「第二回 新・午前十時の映画祭」が4月5日から5月2日の4週間、全国52スクリーンで動員2万8524人、興収2792万2200円を記録と好調だ。
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「新・午前十時の映画祭」は、5年前から東宝が「午前十時の映画祭」として実施してきたものである。一部名称が変わったのは、昨年から全ての上映をデジタル素材(DCP)に切り替えたことによるものである。
今回は初めて日本映画8本をラインナップしたのが特徴となっている。このほか新規セレクト洋画11本、これまでに上映した中で特に人気の高かった洋画6本との厳選25本でスタートしている。
『オズの魔法使い』、『さらば、わが愛/覇王別姫』、『ブラック・レイン』の3作品で開幕し、2週間の動員は1万3894名、興収は1353万1100円を上げた。
4月19日からは『細雪』、『仁義なき戦い』、『幸福の黄色いハンカチ』と日本映画3作品のスタートで、5月2日金までの2週間は動員が1万4630名、興収が1439万1100円と、先の洋画オープニング3作品を上回る、動員対比105.3%を記録した。
そして5月3日からは『サウンド・オブ・ミュージック』、『シャレード』、『スティング』の上映がスタートした。5月6日までの連休中4日間で約7000人を動員し、衰えない人気の高さを示している。
当企画の人気は、チケット価格1000円(高校生以下500円)で改めて往年の名画を体感できるところにもある。どちらかというと年配向けの企画ではあるものの、テレビ放送やパッケージのレンタルくらいでしか縁のなかった作品の多くは若い年代にも新鮮に映っているようだ。
[真狩祐志]
「新・午前十時の映画祭」
/http://asa10.eiga.com/
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