アニメの聖地化プロジェクト会議発足 埼玉県全域をアニメで活性化
埼玉県がアニメを活用した地域の観光振興に、さらに積極的に乗り出すことになった。4月24日、第1回アニメの聖地化プロジェクト会議を開催した。
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プロジェクト会議は「埼玉県=アニメの聖地」としての地位を確立し、アニメやマンガによる県内の観光と地域振興の実現を目指す。参加者が新たな観光等振興策のアイデアを出し合い、連携、実現のために協力する。
埼玉県は『らき☆すた』や『クレヨンしんちゃん』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『ヤマノススメ』など、地域を舞台にしたアニメ作品が数多い。こうした作品の人気がきっかけになって観光客が多数現地を訪れるケースが増えている。
これまでにも作品と地域や地元企業が個別に連携するケースは多い。プロジェクト会議はそうした取り組みを横断的な流れにして、より広げていくものになりそうだ。
今回の会議は2013年10月に、大宮ソニックシティにて開催されたアニ玉祭の企画「アニメ・マンガの聖地サミット in 埼玉」に集まったメンバーが中心になっている。埼玉県のほか、春日部市、川越市、秩父市、飯能市などの各自治体が参加する。また、地域商工団体や交通事業会社、新聞社やテレビ・ラジオ放送局も参加する。
日本動画協会も会議の委員会に加わっており、ここからアニメ各作品との連動を実現することになりそうだ。このほか学識経験者や聖地巡礼プロデューサーらが協力する。様々な立場から多く人が参加することで、アニメやマンガなどによる新たなプロジェクトを企画と実現を目指す。
4月25日の会議では、基調講演も行われた。北海道大学観光学高等研究センター教授の山村高淑さんが「ポップカルチャー×ツーリズム~その政策的傾向と課題」、聖地巡礼プロデューサーの柿崎俊道さんが「埼玉・アニメの聖地化の可能性~聖地巡礼プロデューサーの立場から」といったテーマで、アニメやマンガの聖地の現状について説明した。
埼玉県
/http://www.pref.saitama.lg.jp/
《animeanime》