地上波テレビ番組録画、アニメはリアル視聴の1.75倍、海外ドラマは2.04倍
野村総合研究所は4月22日、地上波およびBS放送のテレビ番組について、視聴実態調査を行った結果を発表した。調査時期は3月3日~3月16日で、5エリアに居住する男女個人7500名から回答を得た。
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それによると、地上波放送の番組に関して、「リアルタイム視聴(放送時間中の視聴)」と「録画を含めた視聴(リアルタイム視聴に加え、録画して後から見る分を加えたもの)」の比率を求めたところ、1.21倍であることが判明した。
ジャンル別ではドラマを録画視聴する人の割合が高く、海外ドラマで2.04倍、日本のドラマで1.63倍だった。その他のジャンルで録画を含めた視聴の比率が高いものは、アニメ:1.75倍、映画:1.74倍など。スポーツ(1.11倍)、情報番組(1.06倍)、ニュース(1.02倍)などは、録画せずにリアルタイムでみている割合が高かった。
地上波とBS放送を比較すると、録画を含めた視聴とリアルタイム視聴の比率は、地上波で1.21倍であったのに対し、BS放送の場合は2.02倍と、録画比率が高まる。BS放送で、録画を含めた比率が高いジャンルは、アニメ:3.53倍がトップ。以下、海外ドラマ:3.36倍、映画:2.89倍などの順となっている。日本のドラマは1.65倍で、地上波の1.63倍と同程度の水準だった。またニュースを録画する割合も高く、地上波:1.02倍に対して、BS放送のニュースは:1.15倍だった。
録画した番組を、タブレットやパソコンなどテレビ受像機以外の機器で見る割合(地上波・BS放送の両方を含む)は4.9%存在した。ジャンル別では、ドキュメンタリーが6.4%、バラエティとアニメが5.3%、スポーツが5.2%となっている。海外ドラマは1.6%であり、テレビ受像機以外の機器で見られている割合は低かった。
地上波テレビ番組の録画視聴、海外ドラマはリアルタイムの2.04倍……アニメ1.75倍を上回る
《冨岡晶》
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