マミが目前に現れた！「魔法の天使クリィミーマミ」ヴァーチャル握手会が大盛況

『魔法の天使クリィミーマミ』が放送開始から30周年を超え、その数々の関連企画が賑わっている。そのうちひとつが4月12日に立川シネマシティで開催された『魔法の天使クリィミーマミ』Blu-rayメモリアルボックス発売記念30周年記念スペシャル上映会だ。
2013年5月に以来となる上映会では、OVAから「永遠のワンスモア」、「ロング・グッドバイ」の2作を上映した。上映は映画館ならではの大スクリーンと音響で、いつもとは違う体験となった。当日は豪華なゲストも迎え、会場を埋め尽くしたクリィミーマミのファンには大満足な一日となった。

イベントのトークパートは、森沢優／クリィミーマミ役の太田貴子さんを始め、大伴俊夫役の水島裕さん、綾瀬めぐみ役の島津冴子さん、立花慎悟役の井上和彦さんといったメインキャストが登壇した。30周年ならではのメンバーだ。
さらに司会の小松真奈さんもマミファンであることだった。その挨拶からも、作品に対する愛が滲み出ていた。

トークでは、マイペースな太田さん笑顔を絶やすことなく語り、それ共に島津さんや水島さん、井上さんが思い出話を挟むかたちとなった。その姿はテレビ放送時、そのままの雰囲気となった。
後半では特別ゲストとして、ぴえろの最高顧問である布川ゆうじさんとキャラクターデザイナーの高田明美さんも登場。当時のアフレコ現場や制作現場の裏話などが飛び出すなど、楽しいひと時となっていた。

またロビーでは、驚きのプロジェクトが披露された。最新の技術を使いクリィミーマミと握手ができるというものだ。これはヴァーチャルシステムを利用したもので、あたかも目の前にマミがいるかのような映像が現れる。さらに握手というインタラクティブな体験が出来る仕掛けである。これはデジタルコンテンツエキスポ2013で初披露された「Miku Miku Akushu」を応用することで実現した。
会場に訪れたファンにも大好評で、長い行列の出来る大盛況となった。作品の色褪せない人気を後押しする最新の趣向となった。
［真狩祐志］

『魔法の天使クリィミーマミ』30周年
/http://mami30th.com/