「ゴールデンタイム」メディア芸術祭で受賞の短編アニメーションが絵本に 青山で個展も開催
4月11日、白泉社より絵本『ゴールデンタイム さよならテレビくん』が発売された。稲葉卓也さんが監督した短編アニメーション『ゴールデンタイム』の絵本版である。
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稲葉さんは映像制作会社ロボットの所属で、NHK BSのキャラクター「ななみちゃん」のキャラクターデザインなどで活躍している。短編アニメーションは昨年、韓国のソウル国際マンガアニメーションフェスティバルでの受賞のほか各国で上映された。日本国内では、今年1月に恵比寿の東京都写真美術館にて初上映、2月にはアニメーション部門で優秀賞を受賞した第17回文化庁メディア芸術祭で上映されている。
絵本『ゴールデンタイム さよならテレビくん』は、稲葉さんの短編アニメーションを原作として、長谷川義史さんが文を担当した。同じく白泉社の月刊「MOE」2月号に掲載された。今回の絵本は本誌に掲載されたものを、絵本用に加筆して描きおろされている。
長らく昭和の家庭で愛されたにも関わらず、捨てられてしまった家具調テレビ。屈折した思いを抱えて悶々とするテレビとガラクタたちとの交流が描かれている。
また絵本の刊行を記念して個展も開催される。場所は青山のピンポイントギャラリーで、会期は4月14日から19日までである。そして京都の立誠シネマでは上映イベントも行われる。こちらは恵比寿のと同様に『ゴールデンタイム』のほか『タップくん』と『つみきのいえ』も上映される。日程は4月26日から5月23日となっている。
[真狩祐志]
『ゴールデンタイム さよならテレビくん』発売記念 稲葉卓也個展 ~ボクの練金時間~
/http://www.moe-web.jp/event/gt-exhibition.html
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