「オール・ユー・ニード・イズ・キル」7月4日公開決定 ライマン監督が原案・桜坂洋氏を絶賛
トム・クルーズ主演、原案・桜坂洋さんの『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の日本公開が7月4日に決定した。3月13日、都内にて、ダグ・ライマン監督らによるプレゼンテーションで明らかになった。
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また、ゲストとして、映画の原案となった小説『All You Need Is Kill』の作者・桜坂洋氏も訪れ、映画の公開を祝った。日本から米国へ、そしてそこから日本へ、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』がいよいよ7月4日に日本に姿を見せる。
今回のプレゼンテーションは、監督とプロデューサーが自ら映像を携えて、日本の関係者に紹介するものだ。映像は主演したトム・クルーズから日本のファンに向けられたスペシャルメッセージからスタート、さらに約24分間もの本編映像が上映された。
トム・クルーズは、「日本が生んだユニークな原作を、素晴らしいスタッフ、共演者と共にご覧いただけることが楽しみ」と語り、桜坂洋さんをリスペクトした。また、劇中で試乗したコスチュームは36kg、装備によっては55kgにもなったことを明かした。
そんなトム・クルーズについて監督は、「今回の彼は、最初から最後まで臆病な男。トムがそういうキャラクターに挑戦したのは、いままでにない発想だった」と解説した。
こうしたプレゼンテーションは、日本のほか、本作のロケ地となったイギリスとスペインの3ヵ国のみでしか行われない。原案となった小説が日本の桜坂洋さんによるものであることから、これに対するリスペクト、そしてトム・クルーズの高い人気など、日本にかける期待の高さを感じさせる。
アーウィン・ストフ氏は、「今まで映像を持って世界を巡ってきましたが、今回この映像を持って日本に来ることは特別なものとなりました。この作品は日本で生まれたと言っていい。アイデアやストーリーが日本で生まれ、故郷に帰ってきた。」と、ここでも日本のファンをかなり意識した様子だ。
ダグ・ライマン監督は小説について、「この小説に惹かれました。戦場の前線におけるラブストーリーが描けるという期待と、非常に独創的な映画をつくれるというチャンスに惹かれた」と話した。
この後、桜坂洋さんがステージに登場。映画の撮影現場に訪れた際のエピソードを明かした、現場では、先のスーツを着て撮影に参加したという。ところが本気の監督から30テイクくらい撮影となり、死にそうになったとのこと。
映画については、「僕の想像を超えた作品となっている。本当に映画館で観ることが楽しみなので皆さんも楽しみにしてください」とかなり満足度が高い様子だ。
これに対し、監督は「小説には本当にすごく独創的でイマジネーションがあふれていた。」と賞賛した。最後にアーウィン・ストフプロデューサーが、「あなたの小説を決して汚すことはしません。どれほどの大作になっても、核になるアイデアを大事にしたいといつも思っていました」と今回のイベントの幕を閉じた。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
2014年7月4日(金)2D/3D/IMAX同時公開
/http://wwws.warnerbros.co.jp/edgeoftomorrow/
[キャスト]
トム・クルーズ、 エミリー・ブラント、 ビル・パクストン、 キック・ガリー、
ドラゴミール・ムルジッチ、 シャーロット・ライリー、 ジョナス・アームストロング、
フランツ・ドラメー
監督:ダグ・ライマン 原案:桜坂洋
《animeanime》
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