オートデスクがSoftimageの開発終了を発表 CGによる映画制作やゲーム開発の先鞭
オートデスクは3月5日、4月14日にリリースするCGソフト・Softimageの最新バージョン「Softimage 2015」をもって、Softimageの開発を終了することを発表した。
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1988年に登場したSoftimageは、キャラクターアニメーションで重宝されているインバース・キネマティクスを実装したことで、90年代から映画の制作やゲームの開発など、各業界で幅広く利用されてきた。
その間に開発するSoftimage社は1994年にマイクロソフトが合併、1998年にアビッドが子会社化していた。日本での取り扱い代理店としては、空調メーカーのダイキン工業があることでも話題になってきた。
またオートデスクの3ds Max、エイリアスのMayaとで3大CGソフトの一角を成してきたことでも知られる。ところがオートデスクが2005年にエイリアスを買収、2008年にアビッドからSoftimage社を買収と、これら主力ソフトをオートデスク1社で賄う状況になっていた。
今回のSoftimageの開発終了も、開発リソースを3ds MaxやMayaに集約することを挙げている。この発表により、3月28日以降は新規で単体のライセンスを購入できないことになったが、その一方で3ds MaxおよびMayaへの無償移行が設けられることになった。
この移行措置では、Softimageを2016年2月1日まで使用できる。製品サポート自体は2016年4月30日までとなっている。
[真狩祐志]
Softimage
/http://www.autodesk.co.jp/products/autodesk-softimage/
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