SF小説を英語で世界発信 TOKYO OTAKU MODE、月刊ニュータイプの連載作品掲載
TOKYO OTAKU MODEが、新たにSF小説を手がける。2014年1月7日より、ウェブサイトにてSF小説『BEATLESS(ビートレス)』英語版の連載を開始した。
ニュース
ノベル
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
世界でも“アスナ”と“リヴァイ”は大人気だった 100ヵ国・地域アンケートでデートしたいキャラ1位
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

『BEATLESS』の連載は、KADOKAWAの発行する人気アニメ情報誌「ニュータイプ」とのコラボレーションにより実現した。『BEATLESS』は小説家の長谷敏司さんとイラストレーター・redjuiceさんがコラボレーションする近未来SFファンタジーで、2011年7月号より「月刊ニュータイプ」に14号にわたり連載された。
物語の舞台は今から100年後。社会のほとんどの作業はhIEと呼ばれる人型ロボットが担っている。人の知能はAIに追い抜かれ、物質「人類未到産物」が生まれている。そうした時代に、主人公の少年アラトは、hIEの少女レイシアと出会う。「ヒト」と「モノ」との間のボーイ・ミーツ・ガールを描くSFファンタジーとなっている。
日本SF大賞と星雲賞の受賞経験がある長谷敏司さんの骨太な物語に、アニメ『ギルティクラウンのキャラクター原案を初め数々のキャラクターデザイン、イラストレーションで活躍するredjuiceさんのイラストが作品の魅力をさらに演出する。翻訳を英訳版『虐殺器官』(伊藤計劃)、『マルドゥック・スクランブル』(冲方丁)で高い評価を受けたエドウィン・ホークスさんが担当した。
海外で高い評価を受ける日本のポップカルチャーだが、アニメやマンガに比べて、小説分野の海外への紹介は遅れている。今回のTOKYO OTAKU MODEの試みは、それを補完するものとなりそうだ。
TOKYO OTAKU MODEは、写真やイラストレーションなど華やかなビジュアルが特徴のサイトである。テキスト系の小説の取り組みはやや違和感もありそうだが、実際はビジュアルを多用することで作品の魅力をアピールする。
掲載にあたっては、英語版の特設ページでキャラクターを紹介する。また、『進撃の巨人』などで知られるアニメ制作会社 WIT STUDIO が今回の企画のために4枚のアニメイラスト(原画:門脇 聡氏)を描き下ろす。これを順次公開するほか、無料の壁紙ダウンロードも行う。
さらにTOKYO OTAKU MODEの投稿サービス「Gallery」でスペシャルクリエイターとして活躍するredjuiceさんの作品販売をし、『BEATLESS』に関する新商品も展開も予定する。
TOKYO OTAKU MODE
/http://otakumode.com
TOKYO OTAKU MODE 『BEATLESS』特設サイト
/http://otakumode.com/sp/beatless
BEATLESS
/http://beatless.jp
《animeanime》
特集
この記事の写真
/