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ノンストップ、ロングラン中!「ライオンキング」東京公演15周年 12月20日で通算5195回

[取材・構成: 高浩美] ノンストップ、ロングラン中!『ライオンキング』東京公演15周年、
12月20日で通算5195回! 全国で8962回!■ 日本最大級の劇団、専用劇場の建設、無期限ロングラン実行中 『ライオンキング』観客動員数は約559万人!

連載 高浩美のアニメ×ステージ/ミュージカル談義
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12月20日 特別カーテンコール(C)Disney舞台写真 阿部章仁、上原タカシ
12月20日 特別カーテンコール(C)Disney舞台写真 阿部章仁、上原タカシ 全 5 枚 拡大写真
■ 劇団四季の俳優 島村幸大が語る、『ライオンキング』のシンバは憧れの役
初日は涙をこらえてのカーテンコール


大勢の俳優が出演している『ライオンキング』、シンバ役を演じている島村幸大は「”シンバ役を勉強しておくように”と言われた瞬間は“誰かと間違っているんじゃないか”と思いました(笑)」と言う。何しろ世界中で上演されている人気演目、しかもシンバは作品の主人公である。「本当に『ライオンキング』のシンバは憧れていた役ですから。“あのプライドロックにのぼりたい”と思っていました(笑)」島村幸大は2008年に劇団四季に入所、同年には『ライオンキング』にアンサンブルで出演し、翌年にシンバ役に抜擢された。「お客様の中には“今日は新しいシンバがデビューする日だ”とわかっている方もいらして。当こらえながら凄く感動した記憶があります」

■ 『ライオンキング』の魅力は一言では語れない、
「何か道しるべが見えて、それで劇場を後にして欲しい」


『ライオンキング』の魅力は一言では語れない。作品のテーマ“サークル・オブ・ライフ(生命の連環)”の普遍性に加え、舞台芸術家ジュリー・テイモアの東洋のパーフォーミングアーツ(インドネシアの影絵や日本の文楽や歌舞伎)から想を得た独自の表現方法でクリエイティブな舞台を創造、これが観る者の心をとらえている。これにエルトン・ジョンやティム・ライス、南アフリカ出身のレボ・Mの楽曲が加わり、作品に奥行きを与えている。
島村は「この作品は観終わったらスッキリとして、爽快感を感じていただけるのではないでしょうか。何か道しるべが見えて、それで劇場を後にしていただきたいですね」と語る。稽古では大変なこともあったという島村「僕自身、シンバに似ているところがある気がします。一度、稽古中に挫折して、またシンバの稽古に参加させてもらった経緯があるので……。お客様の中には挫折を経験して、それを乗り越えて生きている方々も大勢いらっしゃると思うんです。きっと共感していただけると思いますね」

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