「言の葉の庭」2013年のiTunes Best of 2013でベストアニメーションに | アニメ!アニメ!

「言の葉の庭」2013年のiTunes Best of 2013でベストアニメーションに

音楽、映像、アプリなどを配信するiTunes Storeは、iTunes Best of 2013を発表した。このうち“今年のベストアニメーション”には、新海誠監督の中編映画『言の葉の庭』が選ばれた。

ニュース アワード・コンテスト
注目記事
(c)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
(c)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films 全 1 枚 拡大写真
音楽、映像、アプリなどを配信するiTunes Storeは、iTunes Best of 2013を発表した。これは、スタッフが薦める2013年のベスト作品を紹介するものだ。このうち“今年のベストアニメーション”には、新海誠監督の中編映画『言の葉の庭』が選ばれた。
iTunes Storeは、『言の葉の庭』を一篇の文学のような作品と高く評価する。また、映画公開と同時にiTunesで同時配信をスタートした試みに言及する。

劇場映画は、通常はウィンドウと呼ばれる鑑賞可能なメディアを順番に展開するのが一般的だ。劇場公開から数ヵ月後にデジタル配信、そして映像ソフトの発売、さらに有料放送、無料放送といった具合だ。
しかし、『言の葉の庭』では、映画公開とiTunesでの配信が同時、映像ソフトも劇場公開中から行っていた。映画としてはイレギュラーだが、映画がヒットする一方で、各メディアでも好調である。
とりわけiTunes Storeでは、2500円で販売された『言の葉の庭』は、洋画邦画を含めて7位になる人気だ。これは8位のディズニー映画『シュガーラッシュ』を超えてアニメーショントップである。デジタルユーザーのなかでの新海作品の人気を感じさせた。

iTunes Best of 2013は、このほかミュージック、App Store、映画(大ヒット映画、演技作品、監督作品)、ブック、Podcastなどのカテゴリーを設けている。映画では大ヒット映画に『スター・トレック・イントゥダークネス』が選ばれている。全体ではアニメーションは、『言の葉の庭』以外では『モンスターズ・ユニバーシティ』がその他の今年のベスト作品に選ばれたのみだ。

一方、ブックでは諌山創さんの『進撃の巨人』が席巻した。今年のベストマンガに本作の第12巻が選ばれただけでなく、有料の電子書籍全体のトップセラーで、1位の『進撃の巨人』第11巻を筆頭に、1位から11位までを『進撃の巨人』の1巻から11巻までが独占した。12位は『半沢直樹』の原作、池井戸潤さんの『オレたち花のバブル組』であった。
無料ブックでは、宮崎駿監督の最新映画のモチーフのひとつになっている堀辰雄の『風立ちぬ』が7位だった。マンガでは佐藤秀峰さんの『ブラックジャックによろしく02』である。

『言の葉の庭』
/http://www.kotonohanoniwa.jp/
iTunes Best of 2013
/http://www.itunes.com/Bestof2013

《animeanime》

特集

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]