宇宙空間での緊迫のドラマ「ゼロ・グラビティ」 第71回ゴールデングローブ賞4部門にノミネート
12月12日に第71回ゴールデングローブ賞のノミネーションが発表となった。映画『ゼロ・グラビティ』がドラマ部門の作品賞と主演女優賞、さらに監督賞と作曲賞の4部門でノミネートしている。
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広大な宇宙空間で繰り広げる緊迫したドラマが、人気の理由だ。その映像、演出は高い評価を受けており、2013年の映画賞レースの目玉作品のひとつにもなっている。
12月12日に発表された第71回ゴールデングローブ賞では4部門でノミネートされた。ドラマ部門の作品賞と主演女優賞、さらに監督賞と作曲賞の4部門である。
ゴールデングローブ賞はアカデミー賞の行方を占う前哨戦でもあるだけに、今後の各賞でも期待がかかる。ゴールデングローブ賞の授賞式は現地時間1月12日に行われる。
『ゼロ・グラビティ』は宇宙の無重力空間を舞台にしたエンターテイメント大作である。宇宙空間に放り出されてしまった人間に襲いかかる究極の絶望と、その中で生を渇望するヒロインの姿が描かれている。
米国では宇宙空間の表現が話題となっており、3DとIMAXの鑑賞比率は80%を超えた。これは『アバター』の72%を上回る驚異的な数字とのことだ。日本でもIMAXデジタルシアターで上映が行われる。
主演は『スピード』、『しあわせの隠れ場所』のサンドラ・ブロックと、『オーシャンズ11』、『マイレージ、マイライフ』のジョージ・クルーニーが務める。とりわけ、サンドラ・ブロックの演じる宇宙飛行士のドラマは女性の共感を呼び、観客の半数近くを女性が占めた。アカデミー賞受賞経験もある両者の熱演に要注目だ。
監督は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』や『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロンが務める。監督が4年半を費やした映像は、スティーブン・スピルバーグやジェームズ・キャメロンからも絶賛された。大迫力のスペース・サスペンスが日本でも幕開けとなる。
[高橋克則]
『ゼロ・グラビティ』
12月13日(金)全国ロードショー 3D/2D同時公開
/http://zerogravitymovie.jp/
《高橋克則》
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