「サカサマのパテマ」初日舞台挨拶 アフレコ収録から2年、藤井ゆきよ、岡本信彦も感無量
映画『サカサマのパテマ』が、11月9日に全国公開となった。公開初日には、舞台挨拶も行われた。本作公開後、吉浦監督、そして藤井ゆきよさん、岡本信彦さんが初めてファンに挨拶する場となった。
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『イヴの時間 劇場版』で高い評価を受けただけに、ファンにとっても、また業界関係者の関心も高い。待望の作品と言っていいだろう。
公開初日には、恒例の舞台挨拶も行われた。なかでも角川シネマ新宿の朝の登壇は、本作公開後、吉浦監督、そして主演声優のふたりの藤井ゆきよさん、岡本信彦さんが初めてファンに挨拶する場となった。それだけにいずれも感無量の様子となった。
「ようやくここまで来ることができました。完成するまでに色々な歴史のある作品だし、観客の皆さんと映画館で映画を観るのが好きな人間としては、ジーンと来ています」と吉浦監督は感無量の挨拶。
そして、ヒロインパテマ役の藤井さんは、「本当にこの日を待っていました。今日を皆さんと向かえることができてとても嬉しい。早く多くの方々に観ていただきたい」と涙を堪える様子で、観客も思わず引き込まれた。
岡本さんは「台本を読んだ瞬間から、この作品に出会えてよかったと思ったし、完成した作品を観て、出演することができて良かったと思った」と話す。今回の公開は、アフレコ収録から約2年を経ているというが、ついに公開した作品への思い入れは大きい。
また、吉浦監督は、子どもの頃の経験が作品を生み出したとエピソードを紹介。さらに藤井さん、岡本さんがアフレコでの様子を語るなど、楽しいトークも続いた。
さらに、作品にちなんで「サカサマ・ワード」対決という企画も行われた。「パテマ」や「エイジ」、「イザムラ」「トイハチ」など映画に関する言葉を逆に読むものだ。藤井さんと岡本さんが「アフレコより難しい~」と悲鳴を上げるほどの盛り上がりとなった。
そして最後の挨拶では、藤井さんが「記憶を消して、自分も一観客として観てみたいので、皆さんが羨ましい」と、岡本さんは「50代と60代の父と母が作品を観てくれて、最高の映画だと言ってくれました。色々な方々に楽しんでいただける作品だと思う」と作品への応援をファンにお願いした。
吉浦監督は、「100人を超える数のスタッフが熱意を持って取り組んでくれました。その気持ちが画面に表われているはずです」と作品に自信を見せる。その作品は全国の劇場で確認出来る。
『サカサマのパテマ』
2013年11月9日(土) 全国劇場公開
/http://patema.jp/
《animeanime》
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