Huluと東映アニメがパートナーシップ提携 「北斗の拳」、「スラムダンク」が定額見放題
Huluが、国内大手のアニメ製作・東映アニメーションとコンテンツ・パートナーシップの提携を結んだ。10月25日には、『北斗の拳』、『北斗の拳2』、『スラムダンク』の配信を開始した。
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Huluは米国発の動画配信サービスで、毎月定額980円(税込)で豊富なタイトルを楽しめるのが特徴だ。配信番組は、当初より得意としてきた洋画、海外ドラマに加えて、邦画やアニメにも力を入れる。PCやスマートフォンのほか、タブレットやインターネットに接続したテレビなどでも視聴できる。
国内の動画配信サービスでは、アニメは長年、ユーザーのニーズが高いキラーカテゴリーとなってきた。それだけにバンダイチャンネルなどのアニメ専門サイトはもちろん、ニコニコ動画、GyaO!などアニメに力をいれる配信会社は多く、競争が激しい分野でもある。
そうしたなかでHuluは、ファミリー・キッズ向けの作品に特に積極的だ。これまでにテレビ東京やトムス・エンタテインメント、DLEなどとパートナーシップを結んでいる。「ポケットモンスター」シリーズや「ルパン三世」シリーズ、『あしたのジョー』、『ベルサイユのばら』などの人気タイトルが並ぶ。
東映アニメーションは1948年設立、長年、数多くのアニメを制作してきた。なかでも、自社保有のタイトルが多く、タイトル数、エピソード数は国内最大規模を誇る。また、キッズ向けのタイトルも豊富だ。
今回の『北斗の拳』、『スラムダンク』という国民的な大ヒットタイトルの全話配信は、Huluのサービスの目玉になることは間違いない。一方で、東映アニメーションが持つさらなるタイトルの配信が続けば、Huluの日本アニメカテゴリは一挙に充実感を増すだろう。
そうなれば、今後の焦点は、Huluがよりコアなアニメファン向けのタイトルをどれだけ増やしてくるかになる。コアなファンは、ヘビーユーザーとなる可能性が大きい。現在も『咲 -Saki-』、『ゆるゆり』といった作品が配信されているだけに、気になるところだ。
Hulu /http://hulu.jp
《animeanime》