「ガリレイドンナ」試写会/舞台挨拶　梅津泰臣監督、日高里菜、大久保瑠美、真堂圭が作品紹介

10月10日よりフジテレビ“ノイタミナ”で、ふたつの新作アニメの放送が始まる。そのひとつが梅津泰臣監督、アニメ制作がA-1 Picturesという『ガリレイドンナ』だ。
西暦2061年を舞台に、ガリレオ・ガリレイの子孫である星月、神月、葉月の3姉妹が謎の組織から狙われて、国際指名手配犯にされてしまうことから物語は始まる。「ガリレオテゾロ」と呼ばれる謎の何かを巡ってバトルアクションアドベンチャーが繰り広げられる。完全オリジナルアニメの本作は、『ロボットカーニバル』や『A KITE』で知られる鬼才・梅津泰臣監督が描けることでも話題だ。

『ガリレイドンナ』をいち早く鑑賞する第1話試写会と舞台挨拶「“ノイタミナ”10月クール特別試写会プレミアム２days!「ガリレイドンナ」day」が、9月27日フジテレビマルチシアターにて開催された。シアターには、梅津泰臣監督、そして星月・フェラーリ役の日高里菜さん、神月・フェラーリ役の大久保瑠美さん、葉月・フェラーリ役の真堂圭さんの3姉妹のキャストが登壇して、放映間近に迫った本作を紹介した。
また、当日は本作をより多くのファンに楽しんでもらうとして、今後の様々なプロモーション展開が発表された。なかでも注目されたのは、三姉妹の等身大立像製作である。会場からも、思わずどよめきが上がったこの立像が、今後どこに姿を見せるかに気になるところである。

舞台挨拶は、ニッポン放送吉田尚記アナウンサーのもと進められた。監督やキャストが、まだまだ謎の多い本作について語った。
注目されたのは、日高さん、大久保さん、真堂さんの三人からのお勧めの場面である。これまでに明かされていないシーンで、新規場面カットの公開と共に紹介された。日高さんは引っ込み思案な星月がペットの金魚にだけ見せた優しい表情を、大久保さんは神月が少林寺拳法を駆使するシーン、そして真堂さんは、検事のタマゴでもある葉月が見せる「口撃」のシーンを挙げた。
そして、梅津監督は、「主人公でもある星月を始め、キャラクター達には自分が少なからず投影されている。また、オリジナル作品の魅力は先が読めない所にある。物語がどのように転がっていくか、また三姉妹がどうなっていくのか、是非毎週楽しみに観ていただければ」と語った。自信作、と言っていいだろう。

『ガリレイドンナ』
10月10日より放送予定フジテレビ”ノイタミナ”にて毎週木曜24時50分～、ほか各局で放送
/http://www.galileidonna.tv/

原作：　梅津泰臣、TeamGD
監督：　梅津泰臣
キャラクターデザイン・総作画監督：　足立慎吾
脚本：　倉田英之、待田堂子、熊谷純、岡篤志
アニメーション制作：　A-1 Pictures
製作：　ガリレイドンナ製作委員会