シンガポールで「ヴァルヴレイヴ」特集 アニメイベントAFA2013今年も開催
2008年にスタート、その開催規模を年々拡大するシンガポールのアニメ・フェスティバル・アジア(AFA)が、2013年も11月8日から9日までサンテック国際会議展示場で開催される。
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開催6年目となった今年は、日本の電通とソニー・ミュージックエンタテインメントグループのZeppライブエンタテインメントがイベント運営に直接出資をすることでも関心を集めている。いよいよ日本のカルチャー発信の役割を期待されることになる。
AFAシンガポールが、今年のゲストアーティストと特集作品を発表している。毎年豪華なアーティストを集めるアニソンライブだが、2013年は一際華やかだ。
ライブは11月8日、9日の「I LOVE anisong」と10日の「VALVRAVE NIGHT」との3日間に分けて行われる。Zeppの本格参戦で、ライブプログラムが強化される。
「I LOVE anisong」には、EGOIST、八王子P、ivetune、motsu x DJ KAYA、藍井エイル、LiSA、May'nが参加する。アニソンに加えて、ボーカロイド系のアーティストが参加するところに今後のアジアでの音楽戦略が垣間見える。
「VALVRAVE NIGHT」は、国内では2013年4月よりテレビ放映をしている『革命機ヴァルヴレイヴ』にフォーカスしたものになる。angela、ELISA、T.M.Revolution、水樹奈々が出演する。数々のヒット曲を歌う4組だが、いずれも本作のテーマ曲を担当した。『ヴァルヴレイヴ』が満載の一夜になりそうだ。
『革命機ヴァルヴレイヴ』は、これ以外でも大きく取り上げられる。フィーチャーアニメとして、特集される。さらに二人の主人公、時縞ハルト役の逢坂良太さん、エルエルフ・カルルスタイン役の木村良平さんも現地を訪れる。
作品は日本では4月から6月の第1期放映を終え、10月からは第2期の放映が始まる。イベントはこの放映の真っ最中となり、シンガポールだけでなく、日本でも注目を集めるに違いない。
日本での人気に加えて、本作の製作にアニプレックスが関わっていることも見逃せない。同社はZeppライブエンタテインメントと同じソニー・ミュージックエンタテインメントグループだ。AFAをイベント、音楽、作品を総合的に展開するハブとして活用していることが分かる。
このほかAFAでは昨年に引き続きメイド喫茶やコスプレイベント、秋葉原をテーマにした企画なども実施する。
さらに同時期に同会場でコ・フェスタのオフィシャルイベントであるマンガフェスティバルinシンガポールが開催されることも決まっている。民間企業だけでなく、官民が一体になった日本ポップカルチャーシーズンが期待される。
アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)
/http://www.animefestival.asia/afa13/index.html
《animeanime》