これでもゲスト全員ではないところに、大会の意気込みのようなものが伝わってくる。(オフィシャルゲストの他にも、インダストリーゲストといって日米双方の業界からオタコンでのミーティングのため出張という形で参加される方も大勢いる。)
かねてより全米一の規模は西海岸のアニメエキスポ(来場者実数6万1000人)であるが、東海岸のオタコンもここのところにきて追い上げてきている。近年、世界中のどのコンベンションでも来場者数が右肩上がりではあるが…
開催前からその盛況ぶりの予兆はあった。大会の数日前、イベントスケジュールがオタコンHPにアップされるやいなやページへのアクセスが殺到し、サーバーダウンを起こすほどだったのだ。8月12日時点の集計では、来場者数が34,100人(実数)となり、大会の過去最高を記録した。
あまりにも大きすぎるため、大会イベントをすべて見るのは到底不可能。ファン主催パネルだけで100種類以上にのぼる。パネル開催数では、ひょっとしたら全米一ではないだろうか?
―そんな訳でここからは、筆者が大会で実際に見聞きしたことをお伝えする。
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