舞台版『心霊探偵八雲 いつわりの樹』でアニメと同役に挑戦! 東地宏樹インタビュー
[取材・構成: 高浩美] ■ 一度創ったらクオリティは落とさない、これが出来なかったら声優をやる資格はない。 東地宏樹インタビュー
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■ ゲームは1人録りが多い、重要なのはイメージ力!
また、東地宏樹は2012年にファミ通アワード男性キャラクターボイス賞を受賞している。
「ゲームは、ですね、特に海外のは1人で録ることが多いんですよ。朝10時に入って夜まで録って、また次の日も・・・もう住んでる?っていうくらいのことも経験しています、もう修行僧のような状態で(笑)。でもそういう環境ですからすごく集中出来ます。
『アンチャーテッド』で千葉繁さんと共演しましたが、千葉さんとの絡みがすごく評価されまして・・・でも1人録りなんですよ(笑)凄く評価されて嬉しいですね。これで成立したっていうのはディレクターの方も素晴らしいし、僕も千葉さんをイメージしてあてて、で、千葉さんも僕をイメージしてあててくれて、出来たことだと思うんです。
重要なのはイメージ力!こういう状態で録ったものに関して評価された訳ですから不思議な感じもしますが、それだけ頑張ったっていうことでしょうか」
■ 一度創ったらクオリティは落とさない、今後は定期的に舞台をやりたい!
さらに東地宏樹は一回やったキャラクターは変えないという。
「ラーメン屋と一緒で常に同じものを作る、クオリティは落とさない。だってラーメン屋って味が変わったらだめだと思うんですよ、その継続が大事だと・・・。
最初は自由に創っても、一度創ったら維持していかないと。これが出来なければ声優という仕事をやる資格がない、と思います。声優の仕事を始めたのも偶然ではありますが、流れを信じていますし、今回の舞台、『心霊探偵八雲』のお話を頂いたことも、“あー”と・・・実は来年の1月に自分の企画で舞台をやるんですが、このお話のオファーは舞台やるって決めた後だったんですね。
舞台やってない期間が長かったんで、ちょうど舞台やりたいなと思ってたタイミングだったんですよ。で、今後は定期的に舞台活動やっていきたいですね」
声優業に真摯に取り組んてきたからこそ、次のステージがある、演じる仕事にゴールはない。
東地宏樹(とうち・ひろき)
5月26日 東京生まれ。
舞台俳優としての活動をスタートさせたが、ウィル・スミスの吹替えを担当したことが転機となり、声優業に本格的に関わるようになる。映画『メン・イン・ブラック』や『プリズン・ブレイク』などの声を担当。吹替えの他、テレビアニメ・ドラマCD・ゲームなどでも活躍。2012年、ファミ通アワード男性キャラクターボイス賞を受賞。
舞台版『心霊探偵八雲 いつわりの樹』
こどもの城 青山円形劇場
8月21日~28日
■舞台版『心霊探偵八雲 いつわりの樹』特設サイト
/ http://www.kaminagamanabu.com/mk/spsite/stage_ykm_itsuwari/
■舞台版『心霊探偵八雲 いつわりの樹』オフィシャルブログ
/http://yaplog.jp/yakumo_stage/
好評につき、追加公演決定!
8月28日(水)13:00 開演
《animeanime》
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