新世代作家11組の展覧会、山村浩二さんセレクション 「就活狂想曲」が話題の吉田まほさんら
6月14日から30日まで、横浜市民ギャラリーあざみ野にて「山村浩二がえらぶ新世代 アニメーションのつくり手たち」が開催される。新進のアニメーション作家の作品世界を紹介する企画だ。
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自身も作家であり、東京藝術大学大学院映像研究科も教授も務める山村浩二さんが、作品・作家をセレクションしているのが面白い。「就活狂想曲」が話題の吉田まほさんら11組が参加する。
今回の企画は、「横浜wo発掘suru」をテーマに、横浜の芸術資源としての作品やアーティストを発掘して紹介するシリーズの第4回目に当たる。横浜市民ギャラリーあざみ野では、東京藝術大学大学院映像研究科の協力もあり、これまでも新進アニメーション作家の展覧会を開催している。
今回の出展作家は、山村さんのほか、池亜佐美さん、ONIONSKIN(田村聡和+菅谷愛)、川口恵里さん、キム・ハケンさん、胡ゆぇんゆぇんさん、告畑綾さん、中田彩郁さん、水尻自子さん、村本咲さん、吉田まほさん、和田淳さんら11組の作家である。ベルリンやアヌシー、広島、ソウルなど、世界各国で開催される映画祭、アニメーション映画祭で、受賞やノミネートなど、既に実績を築いている人も多い。
なかでも話題は、最近自身でネットに公開した『就活狂想曲』が共感を呼び、50万再生に迫る人気となった吉田まほさんだ。新進の才能を紹介する本企画展らしい話題だ。
会期中は作品の上映だけでなく、原画や絵コンテの展示、トークやワークショップも設けられる。トークの出演者は、6月15日が山村さん、池さん、告畑さん、中田さん、22日が胡さん、村本さん、和田さん、29日が川口さん、水尻さん、30日がONIONSKIN、キムさん、吉田さんである。またワークショップは23日に和田さん、29日に川口さんが行う。
様々な感性に触れられる17日間になりそうだ。短編アニメーションの潮流を確認したい人にも最適だ。
[真狩祐志]
山村浩二がえらぶ新世代 アニメーションのつくり手たち
/http://artazamino.jp/event/hakkutu2013/
横浜市民ギャラリーあざみ野
/http://artazamino.jp/
《animeanime》