「サカサマのパテマ」アヌシー映画祭で公式上映 国内公開は2013年秋
『イヴの時間』などで知られる吉浦康裕監督の映画『サカサマのパテマ』が、アヌシー国際アニメーションフェスティバルの長編部門の公式作品に選ばれた。また、2013年秋、国内公開が発表された。
ニュース
アワード・コンテスト
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
「ベルセルク 黄金時代篇 II」 アヌシー映画祭長篇コンペ作品に、日本から唯一
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

日本の作品も数多い。コンペ部門に1作品、アウト・オブ・コンペティション部門に5作品が挙がった。『イヴの時間』などで知られる吉浦康裕監督の映画『サカサマのパテマ』もそのひとつだ。激戦で知られる公式上映のひとつになり、世界のアニメーション関係者が集まる場で、映像を披露する。
『サカサマのパテマ』が上映されるのは、アウト・オブ・コンペティション部門になる。同部門には、このほか『放課後ミッドナイターズ』、『BLOOD-C The Last Dark』、『グスコーブドリの伝記』、『ワンピースフィルムZ』がある。同部門15作品のうち5作品が日本からとなった。
アヌシー国際アニメーションフェスティバルは、1960年にカンヌ国際映画祭から独立した歴史と伝統のある映画祭として知られている。
また、公式上映決定と同時に大きなニュースも明らかにされた。本作の国内公開が、2013年の秋となる。上映時期に決定は、ファンを喜ばせそうだ。
『サカサマのパテマ』は監督の吉浦康裕さんのほかに、キャラクター原案が茶山隆介さん、CG監督が安喰秀一さんと『イヴの時間』に引き続いて主なスタッフが参加している。また作画監督が又賀大介さん、美術監督が金子雄司さんといった布陣だ。作画監督の又賀さんは『交響詩篇エウレカセブン』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』など、美術監督の金子さんは『魔法少女まどか☆マギカ』や『blossom』などに関わってきた。
これまで『サカサマのパテマ』は序章として「Beginning of the Day」を4回に分けて配信していた。『サカサマのパテマ another side』としてスクウェア・エニックスのビッグガンガンでコミカライズも行われている。なお今後「Beginning of the Day」については再配信が予定されている。
[真狩祐志]
『サカサマのパテマ』
2013年秋 全国劇場公開
配給: アスミック・エース
/http://patema.jp/
原作・脚本・監督: 吉浦康裕
音楽: 大島ミチル
アヌシー国際アニメーションフェスティバル
/http://www.annecy.org/
《animeanime》
特集
この記事の写真
/