TOYOTA×STUDIO4°Cが新作アニメ「小さな花の歌(仮)」製作 東京国際アニメフェアで発表
PES (Peace Eco Smile)の企画を共同展開してきたトヨタとアニメスタジオ STUDIO4°Cが、新作オリジナルアニメ『小さな花の歌(仮)』製作することを発表した。2013年初夏より、順次公開する。
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『小さな花の歌(仮)』は、PESがアニメ業界を代表する才能とクロス・コラボレーションして放つ本格アニメの第1弾となる。2013年初夏より、順次公開する。
本作は2012年のアニメ作品『PES』につながる。主人公・トルルと NaSuBi たちが、次元の歪みに落ちてしまったハルルを探しにアナザーワールドへ出かけるというもの。そこで出会った様々な登場人物たちと冒険をする。
監督には、窪岡俊之さんを起用した。国内外で注目を浴びた『ベルセルク 黄金時代篇』三部作を撮り終えたばかりの実力派である。『バットマン・ゴッサムナイト』「克服できない痛み」の監督や『Genius Party 上海大竜』、『巌窟王』の演出などでも知られる。
今回はファンタジックな物語をいかに描くかが期待だ。窪岡監督は、物語の鍵を握る新キャラクター“最後の花の精”のキャラクターデザインも担当する。
また、この“最後の花の精”の衣装デザインを廣川玉枝さんが手がけるのも話題を呼びそうだ。廣川さんは、ファッションブランドの「ソマルタ(SOMARTA)」を率いる気鋭のクリエイターである。日本のものづくりと融合したクリエイションに定評があり、異空間を感じさせる独特の世界観で異彩を放つ。
そんなクリエイティブが、『小さな花の歌(仮)』でも発揮される。ファッションとアニメの異色のコラボレーションとなる。
3月21日には、こうしたPESのプロジェクトを紹介するべく、会場ステージでNEXT GENERATION PES 「TOYOTA×STUDIO4°C meets ANA」とタイトルしたシンポジウムが行われた。
登壇したのはトヨタモーターセールス&マーケティングの南井孝夫さん、STUDIO4°C田中栄子さん、さらにANAの佐野晶太郎さん、東京都の北島隆さんである。ANAは日本のクールを紹介する「IS JAPAN COOL?」でPESと協力する。
「クロス・コラボレーション」をテーマにしたトークでは、グローバル企業同士が製品やサービスといったコア事業ではなくソフトパワーでつながる重要性などが指摘された。さらに東京都はこれに観光振興の視点を加えた。
TOYOTA、STUDIO4°C、ANAの目指すクロス・コラボレーションは、いかにジャパンピリットを伝えていくかという深いつながりだという。従来のコラボレーションよりもさらに先を目指したい、新しいコラボレーションによって化学変化を起こしてとの意気込みでシンポジウムを締めくくった。
PES (Peace Eco Smile)公式サイト
/http://www.toytoyota.com/pes/
東京国際アニメフェア2013
/https://www.tokyoanime.jp/
《animeanime》
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