「ビブリア古書堂の事件手帖」最新第4巻は初版発行80万部 シリーズ累計470万部に到達
2月22日に『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』が発売される。人気シリーズの第4巻だが、初版は80万部となっている。大ベストセラーならではの部数だ。
ニュース
ノベル
注目記事
-
高橋李依さんお誕生日記念! 一番好きなキャラは? 3位「リゼロ」エミリア、2位「からかい上手の高木さん」高木さん、1位は…<25年版>
-
復刊「よりぬきサザエさん」 発売5日間で累計60万部突破
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
最新作のその初版は80万部となっている。大ベストセラーならではの部数だ。さらに第4巻の発刊で、シリーズ累計発行部数は470万部にも達する見込みだ。
本作は鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」のうら若き美貌の店主・篠川栞子(しのかわ・しおりこ)と、本が読めない無骨な青年・五浦大輔(ごうら・だいすけ)が、奇妙な客の持ち込んだ古書の謎と秘密を解き明かしていくビブリオミステリだ。
夏目漱石『それから』や太宰治『晩年』など実在の名作が登場し、古書に関する薀蓄や、その背景にある人間ドラマを丁寧な筆致で綴っている。最新第4巻では、江戸川乱歩の膨大なコレクションにまつわる人物を中心とした物語が展開される。
本シリーズは2011年3月にシリーズ第1巻『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』がメディアワークス文庫より発行された。その後多くの書店員から支持を集め、人気に火がついた。
2012年本屋大賞に文庫初でノミネートされたほか、第65回日本推理作家協会賞短編部門ノミネート、本の雑誌が選ぶ2011年度文庫ベストテン第1位に輝いた。以降も順調に部数を伸ばし、2012年文庫総合部門年間ベストセラー第1位を獲得した。
また2013年1月からは剛力彩芽さん主演のテレビドラマがスタート。コミカライズも「ASUKA」(角川書店)と「good!アフタヌーン」(講談社)の2誌で展開されるなどメディアミックスも行っている。これからも『ビブリア古書堂の事件手帖』の快進撃は続きそうだ。
[高橋克則]
『ビブリア古書堂の事件手帖』特設サイト
/http://biblia.jp/
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
著/三上 延
発売日: 2013年2月22日
定価: 599円(税込)
発行: アスキー・メディアワークス 発売: 角川グループパブリッシング
《animeanime》