ご当地アニメ「マグネッ娘」構想も 仙台でアニメ産業振興セミナー
3月5日に、宮城・仙台アニメーショングランプリ2013が開催される。コンテストに加えて、アニメ産業振興セミナーも実施される。「アニメにおける表現方法の多様化と求められる人材」である。
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宮城・仙台アニメーショングランプリは2009年から始まり、毎年アニメコンテストや作品紹介を行う。今回で5回目となる。3回目の2011年は開催の1週間後に東日本大震災が生じたのもあり、それ以降は震災復興の意味合いも込められたものになっている。
2013年はコンテストに加えて、アニメ産業振興セミナーも実施される。ゲストには、デジタルアニメ企画・制作のギャザリング代表・戸田和宏さんとCGアニメーションのドメリカ代表の市川量也さんを迎えた
今回のアニメ産業振興セミナーのテーマは、「アニメにおける表現方法の多様化と求められる人材」である。モデレーターは旭プロダクションの曽根孝治さんが務める。今回の登壇者ふたりはいわゆるアニメ業界とは若干異なるアプローチでアニメ制作を行なっている。
ギャザリング代表の戸田さんはGONZOからDLEを経ている。これまでのGONZOやDLEの作品でも見られたように、ギャザリングでもFlashを制作に使用したものなど、ユルめの作品が主になっている。現在は『アイドルマスター』の関連作品『ぷちます!』などを手がけている。
一方、ドメリカ代表の市川さんは90年代後半の3DCGブームから主にゲーム業界を活躍の軸としていた。その後、東京国際アニメフェアのクリエイターズワールドへの出展などで徐々にアニメ関連の仕事も増やし、現在は長編アニメーションの制作も視野に入れている。こうした点は、今後、自らアニメ制作を目指すクリエイターには興味深いものになりそうだ。
今回は、このふたりが構想する宮城県を舞台にしたアニメ『マグネッ娘』の構想も紹介する。こちらも気になるところだ。
セミナーの参加は無料、定員は80名である。公式サイトからの申し込みで、締め切りは3月1日となっている。
[真狩祐志]
宮城・仙台アニメーショングランプリ
/http://www.1038anime.jp/
《animeanime》