実写版「ロボテック」ワーナーが監督決定 米誌が報道
米国のエンタテイメント情報の大手ハリウッドレポーター(The Hollywood Reporter)が、実写版『ロボテック(Robotech)』の最新情報を伝えている。映画の製作を担当するワーナー・ブラザース映画はこのほど本作の監督にニック・マシュー(Nic Mathieu)を決定した。
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『ロボテック』は日本のロボットアニメをベースにした往年の人気テレビアニメシリーズだが、かねてよりハリウッドで大作実写映画化するとの話が浮上していた。今回の報道から、この実写版『ロボテック(Robotech)』の企画がいまだにアクティブ進行していることが窺われる。
ハリウッドレポーターによれば、映画の製作を担当するワーナー・ブラザース映画はこのほど本作の監督にニック・マシュー(Nic Mathieu)を決定した。これまで本作の企画では、脚本家やプロデューサーの名前が数多く挙がってきたが、監督の名前がメディアで言及されるのは初めてになる。今後のプロジェクトの行方に大きな関心が集まりそうだ。
『ロボテック(Robotech)』は、1980年代に日本の人気ロボットアニメ『超時空要塞マクロス』、『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』の3作品を米国のハーモニーゴールド社が独自に再編成したテレビシリーズである。
世界各国でテレビ放映され、現在に至るまでカルト的な人気を博している。海外では、独自の続編映画なども製作されている。
実写映画化の企画は、2007年に米国のメディアで報道されて以来、たびたび噂になってきた。2007年には、日本のロボット玩具から派生した『トランスフォーマー』が公開され大ヒットになっている。これに刺激されたワーナー・ブラザース映画が、同じ日本起源のロボットアニメ『ロボテック』に目をつけたと見られている。
ハリウッドレポーター誌でも、実現すれば『トランスフォーマー』並みのビジネスが狙えると言及している。今後の行方から目が離せない。
《animeanime》