「NARUTO」オンラインゲームを日中共同開発 バンダイナムコゲームス発表
1月17日、日本の大手ゲーム会社バンダイナムコゲームスは、中国のテンセントゲームスとの業務提携契約の締結を発表、『NARUTO-ナルト-』のオンランゲームを共同開発することを明らかにした。
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1月17日、日本の大手ゲーム会社バンダイナムコゲームスは、中国のテンセントゲームスとの業務提携契約の締結を発表、『NARUTO-ナルト-』のオンランゲームを共同開発することを明らかにした。ゲームは2013年度中にテンセントゲームスが運営する中国のゲームサイトにて配信を開始する予定だ。
ゲームの開発にあたっては、両社のほか日本のゲーム開発会社サイバーコネクトツーも協力する。サイバーコネクトツーは、『NARUTO-ナルト-』を題材にしたゲーム機向けのソフト「NARUTO-ナルト- ナルティメット」シリーズを手がけた実績がある。
同シリーズは、グローバルで約1000万本を出荷した世界的な大ヒット作である。その映像は、ゲームとアニメの技術を融合させたとして高い評価を受けている。今回は、そうした技術がオンラインゲーム、そして海外で花開くことになりそうだ。
中国のオンラインゲーム市場は、2011年で年間446億元(約5500億円)の巨大市場となっている。テンセントゲームスは世界でも有数のオンラインゲームの会社として知られ、そのオンラインゲームコミュニテイは、中国最大規模である。
一方、バンダイナムコゲームスが、中国本土でPCオンラインゲームを提供するのはこれが初になる。『NARUTO-ナルト-』は、世界的に人気の高い日本を代表するヒットコンテンツとしてしられる。中国では岸本斉史さんの原作マンガが出版されているほか、2011年12月からはインターネットを通じてアニメ配信も行われている。中国でも人気の作品だ。
バンダイナムコゲームスは大型タイトルの投入と、中国のビッグプレイヤーと組むことで、中国市場の開拓を目指すことになる。同社は海外市場での取り組みを課題として掲げるが、2013年はまず中国でその一歩を踏み出したかたちだ。
バンダイナムコゲームス
/http://www.bandainamcogames.co.jp/
《animeanime》