文化庁メディア芸術祭に過去最多3503作品が応募 アニメーション部門は500超
文化庁メディア芸術祭は、10月19日に第16回文化庁メディア芸術祭の応募状況を明らかにした。応募はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門合計で、3503作品にも達し、過去最高となった。
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文化庁メディア芸術祭は、従来の文化行政でカバー出来なかった分野を文化庁がメディアアートとして括り、振興することを目的に1997年にスタートした。4部門に応募された作品から優れた作品を部門別に、大賞や優秀賞、新人賞などを選出する。現在は、アート、マンガやアニメーションの分野でも、広く知られた存在になっている。
今回の応募受付は、7月12日から9月20日まで行われた。応募総数は昨年のおよそ1.3倍にもなっている。特に今回の特徴は、海外からの応募が大きく伸びたことである。応募は世界71ヵ国・地域からとなり、1502作品が集った。これは全応募の4割を超える。
文化庁メディア芸術祭は、これまでの受賞作品の選考の確かさもあり、その認知度やアワードとしての評価を高めている。さらに積極的な海外展の開催が、賞への関心を高めているといえそうだ。
アニメーション部門は、テレビシリーズ、劇場、短編などで、合計502作品の応募があった。うち劇場アニメーションが23作品、短編アニメーションが370作品、テレビアニメーションが61作品、オリジナルビデオアニメーションが14作品、その他34作品となっている。ジャンルを超えた作品が集まることが例年、注目を浴びるが、本年も多彩なものが期待される。
マンガ部門は、単行本での作品が223、雑誌掲載が97作品、ウェブなどが67作品、そして同人誌などの自主制作作品も57ある。こちらもかなり幅の広いものとなりそうだ。
応募された作品は、今後、各部門5の審査委員による審査が行われる。12月中旬には部門ごとに大賞1作品、優秀賞4作品、新人賞3作品が発表される。
さらに2013年2月12日に授賞式を行う。2月13日からは東京・六本木の国立新美術館にて受賞作品展を開催する。
文化庁メディア芸術祭公式ウェブサイト
/http://j-mediaarts.jp
主催: 文化庁メディア芸術祭実行委員会
募集部門: 4部門(アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ)
募集期間: 7月12日(木)~9月20日(木) 71日間
応募作品総数: 3503作品 (海外からの応募1502作品/71ヶ国・地域)
[スケジュール]
審査期間: 2012年10月~11月
受賞発表: 2012年12月中旬
贈呈式: 2013年2月12日(火)
受賞作品展
2013年2月13日(水)~2月24日(日) ※2/19(火)休館
会場: 国立新美術館(東京・六本木) 他
《animeanime》
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