「よりぬきサザエさん」復刊 幻のベスト版全13巻を12月7日から順次リリース
『サザエさん』の作者・長谷川町子さん自身がセレクトした傑作選『よりぬきサザエさん』が復刻することになった。朝日新聞のグループ出版社である朝日新聞出版が創立5周年になるのを記念したものだ。
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いまでも日曜の夕方からアニメがテレビ放送されている『サザエさん』は、もともと「夕刊フクニチ」や「朝日新聞」で連載されていた4コママンガである。その新聞連載は全68巻の書籍ともなった。作者の長谷川町子は、末永く愛されるように連載から選りすぐったものを刊行したいと考えた。
そうした経緯から再編されたのが、この『よりぬきサザエさん』である。長らく絶版となっていただけに、再び脚光を浴びることになるのは朗報だ。12月7日からの順次発売で、1巻から3巻をリリース後、来年1月に4巻から6巻、2月に7巻から9巻、3月に10巻から13巻となっている。
復刊に当たり、各巻ごとに貴重な記事やイラストで構成された「特典ページ」が追加される。さらに全巻の予約者には来年2月末までの期間限定で豪華プレミアムアルバム「町子手帖」をプレゼントする。
「書籍未収録作品」に初公開となる直筆の「アイデアスケッチ」や「よりぬき採点表」、「懐かしの企業広告」などの収録が予定されている。
なお、東京・世田谷に「サザエさん通り」があることは知られているが、今年5月には福岡・百道にも第2の「サザエさん通り」が誕生した。こちらは海に近く、長谷川さんが各登場人物のネーミングやストーリーを発案していた地でもある。
今回の『よりぬきサザエさん』の復刊発表も、まさにタイムリーな企画になった。
[真狩祐志]
『よりぬきサザエさん』
/http://publications.asahi.com/yorinuki/
《animeanime》
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