ペロが大活躍 70年代にタイムスリップの「東映まんがまつりVS東宝チャンピオンまつり」オールナイト
9月15日(土)から17日(月)までの三日間「第5回したまちコメディ映画祭in 台東」が開催された。『長靴をはいた猫』の主人公で東映アニメーションのマスコット・ペロも登場し、前夜祭を盛り上げた。
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「したコメドリームマッチ 東映まんがまつりVS 東宝チャンピオンまつり」と題されたイベントでは、トークショーも行われた。また『長靴をはいた猫』の主人公で東映アニメーションのマスコット・ペロも登場し、前夜祭を盛り上げた。
「東映まんがまつり」と「東宝チャンピオンまつり」は、70年代に映画館で子供たちを夢中にさせた2大イベントだ。春・夏・冬休みの時期に、子供向け映画をまとめて一つのプログラムとして上映して人気となった。
今回のイベントでは、東映から『柔道一直線』、『タイガーマスク ふく面リーグ戦』、『海底3 万マイル』の三作品。東宝からは『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』と『アタックNo.1 涙の回転レシーブ』が上映された。
上映前のトークには、特撮・アニメライターの早川優さん、東映ビデオの小田元浩さん、司会の大場しょう太さんが登壇した。トークではふたつ“まつり”についてエピソードなどが紹介された。
70年から78年まで過去13回にわたり同時期に上映した「まつり」のタイトルで、70年夏は東映が『ひみつのアッコちゃん 涙の回転レシーブ』、東宝では『アタックNo.1 涙の回転レシーブ』と同じサブタイトルが採用しているという。また、パンダがやってきた翌年の72年には、東映が『パンダの大冒険』、東宝では『パンダコパンダ/雨降りサーカス』がラインナップされている。
これは両社が互いを意識し、時代性を素早く取り入れていたためではないかと指摘する。来場者は並べることで判る作品の秘密に聞き入り、トークは予定を30分オーバーするほどの熱を見せた。
ペロは来場者プレゼントを賭けたジャンケン大会に登場し、観客を沸かせた。さらにペロは翌15日のオープニングイベントにも姿を見せた。子供から大人まで大歓声で迎えられ、世代を超えた人気者ぶりを見せていた。
「東映まんがまつり」は、現在、復刻版DVD第二期がリリースされている。すでに68年夏と69年春が発売中だ。9月21日(金)には70年夏、11月21日(水)には84年夏、12月7日(金)には85年春がそれぞれリリース予定となる。69年春のDVDには、今回の映画祭で活躍したペロが主役の『長靴をはいた猫』も収録されている。
[高橋克則]
したまちコメディ映画祭 in 台東
/http://www.shitacome.jp/
東映ビデオ公式サイト 「東映まんがまつり」
/http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/mangamatsuri.html
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