原画・設定など400枚以上掲載 「機動戦士ガンダムUC インサイドアニメーションワークス1」発売 | アニメ!アニメ!

原画・設定など400枚以上掲載 「機動戦士ガンダムUC インサイドアニメーションワークス1」発売

『機動戦士ガンダムUC』の世界を作画と設定資料のクリエイティブ面からより深く堪能する書籍が登場した。8月28日に一迅社から発行された「機動戦士ガンダムUCインサイドアニメーションワークス1」である。原画、設定資料集を存分に盛り込んだ1冊だ。

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原画&設定資料集「機動戦士ガンダムUCインサイドアニメーションワークス1」
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2010年春のアニメ化がスタート以来、ガンダムファン、アニメファンから絶大な支持を受けている作品が『機動戦士ガンダムUC』だ。シリーズ全7部作のうち、現在、episode5までがリリースされている。クライマックスに向かい物語もいよいよ佳境に入っているところである。
そうしたなかで、『機動戦士ガンダムUC』の世界を作画と設定資料のクリエイティブ面からより深く堪能する書籍が登場した。8月28日に一迅社から発行された「機動戦士ガンダムUCインサイドアニメーションワークス1」である。本作の原画、設定資料集を存分に盛り込んだ1冊だ。

書籍の特徴は、確かなコンセプトと解説と伴に、作監修正と呼ばれる作品の原画が多数盛り込まれたことである。作監修正は、一度描かれた原画を作画監督が手直ししたもの。作画監督の個性が大きく表れる。
「インサイドアニメーションワークス」では制作会社のサンライズの監修を受け、episode1からepisode4までの250カット以上をピックアップ、400枚を超える作監修正をスタッフコメント付きで掲載した。映像作品からだけでは分からない、アニメーターの手描きの魅力が溢れる原画は必見だ。
全体の前半部分はキャラクターに焦点を当て、キャラクター総作画監督である高橋久美子さんが自ら解説する。(作画監督千羽由利子さんの作監修正もあり)また、後半部分はメカニックにスポットを当てる。こちらはモビルスーツごとに、メカ総作画監督の玄馬宣彦さんが解説をする。

さらに、実際に作品中で使用されたカットで物語の流れを追うシーンメイキング集、古橋一浩監督による絵コンテセレクション、ガンダムUC独自の作画技法がすべて書かれた「作画注意事項集」なども収録する。本書を読むことで映像の見方も変わるかもしれない。
「作画注意事項集」は、“ハイライトと影の処理”“光り物の処理”“キャラクター作画注意事項”・・・といずれも興味深い。作画ファン、ガンダムUCファンにとってはマストの一冊だ。



原画&設定資料集「機動戦士ガンダムUCインサイドアニメーションワークス1」
/http://www.ichijinsha.co.jp/special/9784758012287/

発売日: 2012年8月28日
価格: 2,500円(税込)
仕様: A4変形/208ページ
著者: ポストメディア編集部編/監修:サンライズ
発行元: 一迅社

《animeanime》

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