講談社USA 米国でコミックアプリ配信開始 「エデンの檻」「乱飛乱外」など
米国で日本マンガの英語翻訳出版を手掛けるう講談社USAパフィリッシング(Kodansha USA Publishing)が、米国のマンガ市場でデジタル配信を拡大する。講談社USAは、7月29日に自社ブランド「Kodansha Comics」専用のiPhoneアプリをリリースした
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iPhoneアプリは、iTunes ストアで無料ダウンロードする。ユーザーはアプリを通じて、講談社USAのマンガのデジタル版を購入することが出来る。
サービス開始にあたっては、山田恵庸さんの『エデンの檻』、田中ほさなさんの『乱飛乱外』、そしてマンガ版『マルドゥック・スクランブル』(大今良時(著)、冲方丁原作)がラインナップされた。
多くの作品は1冊4.99ドルに価格設定される。これは紙による単行本の半額程度となり、価格面での魅力も打ち出すことになる。また、サービス開始から2週間は、キャンペーンとして1冊2.99ドルの特別価格で提供する。講談社USAは、今後もラインナップを拡大する方針だ。
講談社USAは2008年に、講談社が自ら米国でマンガビジネスを展開するべく設立された。その後、徐々にライナップを広げ、2011年から本格的事業を進めている。現在は、新装版『美少女戦士セーラームーン』が、2012年のマンガベストセラー1位となるヒットとなっている。
しかし、他のマンガ出版社に比べてデジタルでの展開は遅れている。既に小学館、集英社系のVIZ Mediaなどは、マンガビジネスの主力をデジタル分野へ大きく舵を切っている。
今回のiPhoneアプリは、講談社と関係が深い米国の大手出版社ランダムハウスとの協力により実現した。ランダムハウスは、独自のデジタルコンテンツサービス部門を持っており、今回のアプリを開発した。
紙出版ではマンガ業界に大旋風を巻き起こした講談社USAだが、デジタル分野での活躍も今後期待される。
Kodansha Comics
/http://www.kodanshacomics.com/
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