ザグレブ国際アニメーションフェス 日本から4作品受賞 特別功労賞に久里洋二さん | アニメ!アニメ!

ザグレブ国際アニメーションフェス 日本から4作品受賞 特別功労賞に久里洋二さん

今年は短編の年で、日本から6作品がコンペティションにノミネートされていた。フェスティバルの最終日に、コンペティションの受賞各作品が発表された。日本からは4作品もの受賞があり、大きな成果を残した。

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6月3日、クロアチアのザグレブ国際アニメーションフェスティバルが閉幕した。ザグレブ国際アニメーションフェスティバルはフランスのアヌシー、カナダのオタワ、日本の広島と並ぶ世界4大アニメーションフェスティバルの1つとして知られている。
かつては隔年開催だったが、現在は長編と短編を交互に開催するようになっている。またアカデミー賞の公認映画祭でもあり、グランプリを受賞した作品はアカデミー賞のノミネート候補となる。
今年は短編の年で、日本から6作品がコンペティションにノミネートされていた。

フェスティバルの最終日に、コンペティションの受賞各作品が発表された。日本からは4作品もの受賞があり、大きな成果を残した。
受賞したのは一般部門が和田淳さんの『グレートラビット』、橋本新さんの『ベルーガ』、学生部門が奥田昌輝さんの『くちゃお』である。

和田さんの『グレートラビット』はフランス資本での制作で、今年第62回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したことで注目された作品、奥田さんの『くちゃお』は昨年第61回ベルリン国際映画祭にノミネートされるなどしてきた作品だ。
また、子供部門では助川勇太さんの『灯花』が受賞した。子供部門のノミネート作品は他のノミネート作品の後から発表になっていた。子供部門には助川さんの『灯花』のほかに、仁藤潤さんの『Over the hill』も選ばれていた。助川さんの『灯花』は、このほど発表になった第14回広島国際アニメーションフェスティバルのコンペティションにもノミネートされている。

一方、久里洋二さんが特別功労賞を受賞している。今回、久里さんの特集上映も組まれた。今回ザグレブ国際アニメーションフェスティバルは40回記念ということに合わせたものにもなっている。
久里さんは1960年に柳原良平さんや真鍋博さんと「アニメーション三人の会」を結成して活躍してきたことで知られる。海外の映画祭でも多数の受賞歴があるだけでなく、国内でもアニメーションシーンに寄与してきたことから紺綬褒章や紫綬褒章なども受賞している。

6月4日からはアヌシー国際アニメーションフェスティバルが開幕する。ザグレブで受賞した橋本さんの『ベルーガ』はアヌシーのコンペティションにもノミネートされている。
[真狩祐志]

ザグレブ国際アニメーションフェスティバル
http://www.animafest.hr/

ANIMAFEST ZAGREB 2012 短編受賞作品(日本・日本人作品)

一般部門
『グレートラビット』 和田淳
『ベルーガ』 橋本新

学生部門
『くちゃお』 奥田昌輝

子供部門
『灯花』 助川勇太

《animeanime》

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