「ドットハックセカイの向こうに」徳島ufotable CINEMA初の3D上映作品

3月18日に徳島市内唯一の常設映画館として、ufotable CINEMAがオープンした。オープンからおよそ一か月で、その存在感を高めている。ふたつのスクリーンを活かし、実写、アニメを取り混ぜた多彩なプログラムを組んでいる。その充実した内容は、大都市圏でもないだろう。

そうした中で、4月14日から新たにフルCGアニメ映画『ドットハックセカイの向こうに』が上映される。本作は人気ゲーム「.hack」シリーズのひとつ、シリーズ初の劇場アニメとして今年1月21日に公開されたばかりだ。
本作の見せ場は、現実（リアル）の世界と仮想世界（「THE WORLD」）をふたつの異なるフルCGアニメで実現した映像だ。さらにそれが3D（立体視）となる。
ufotable CINEMAにとっては、初の3Dでの上映作品となる。地元での映像体験の可能性をさらに広げそうだ。

期間中は、先着50名にオリジナルクリアファイルのプレゼントも行われる。さらに映画に加えて、2011年に製作されたOVA『.hack//Quantum』の上映プログラムも別に組まれている。シリーズのファンにとってうれしい企画になっている。

ufotable CINEMAがこれまで公開した作品は、ufotableが製作した『桜の温度』、好評だったテレビシリーズから展開する『セイクリッドセブン -銀月の翼-』、さらに『Fate/Zero』1stシーズン一挙上映などである。『チベット犬物語』は東京でも公開が限られていた貴重な作品だ。
さらに、実写映画でもサスペンス映画『顔のないスパイ』や『キツツキと雨』、『おじいさんと草原の小学校』など多様なジャンルに目を向ける。声優の世界を舞台にした『神☆ヴォイス』の上映、もある。

ufotable CINEMA
http://www.ufotable.com/cinema/
『ドットハックセカイの向こうに』
http://www.hack.channel.or.jp/themovie/