「東のエデン」BD-BOX発売記念　オールナイトに神山監督、木村良平さん、早見沙織さん

2009年春のテレビ放映開始からおよそ3年、『東のエデン』がいまだ熱い。3月21日に、テレビシリーズと劇場映画をBlu-ray DiscにまとめたBOX商品が発売された。「Blu-ray “Noblesse Oblige” BOX」である。
BOXには、TV シリーズ全 11 話、映画『東のエデン劇場版 I The King of Eden』、『同劇場版 II Paradise Lost』、『TV シリーズ総集編 Air Communication』を収録する。また、作中で重要な役割を果たすノブレス携帯のイメージを採用したパッケージなど、こだわりのある仕掛けが満載だ。

このBD-BOX発売を記念して、「滝沢と咲の出会いから 1 年 2 人と振り返るリアルエデンイヤー」オールナイトイベントが、3月24日に東京・テアトル新宿で開催された。放送開始から3年経つが、イベントチケットは発売後5分で完売なるなど、作品の根強い人気も感じさせた。
『東のエデン』は2011年の東京が主要な舞台となっている。イベントはその2011年が実際に終わったいま、あらためて作品を振り返るものだ。

当日は、神山健治監督、さらに滝沢朗役の木村良平さん、森美咲役の早見沙織さんが登壇した。豪華ゲストで、満員の劇場を喜ばせた。
木村良平さんと早見沙織さんは、それぞれ自分が演じた役をイメージしたファッションで姿をみせた。そして、未だにノブレス携帯の着信音を携帯電話に設定していているという木村さん、作品に対する熱い想いを語る早見さん、本作がキャストからも深く愛されていることを感じさせた。
またトークでは、『東のエデン』について、監督から具体的なアイディアも披露された。本作の今後の展開にも期待が高まるイベントとなった。

神山健治監督
「放送から３年経った作品の BD 発売イベントに満員のお客様がいらして頂き、作り手としてはこれ以上嬉しいことはないです。
BD-BOXは“ノブレス携帯のパッケージ”をイメージしたデザインで、何度でも作品をご覧いただけるよう「シンプルさ」にこだわりました。作品を創っていたのはつい昨日のような気がしますが、もう３年も経った今、続編をやってみたいなという気持ちです。」

木村良平さん
「東のエデンでは折に触れイベントに出演させてもらい、ずっと一緒にいる感じがします。演じている当時は必死だったのですが、改めて客観的に作品を観て「こんなに面白い作品だったんだ」と思いました。“滝沢朗”という役名は自分のプロフィールには必ず入れておきたい役で、このイベントのように今でも作品と繋がりをもてて嬉しい。いつでも続編できます！」

早見沙織さん
「収録当時17歳で、今はもう20歳になりました。当時なにがなんだか分からないまま一生懸命駆け抜けて、改めて今てこの場にいるが叫びたいくらい嬉しいです。（嬉しさを抑えきれず「滝沢くーん」と叫び、会場は笑いに包まれた）劇場公開時に作品にでてくるパンをイメージしたクッキーを販売してましたが、おいしそうだったので手作りしたいです。この機会に改めて作品にたっぷり浸って頂ければ嬉しいです。

東のエデン Blu-ray“Noblesse Oblige”BOX

ACXA-10838 26,250 円(税込) 発売中
収録作品：TV シリーズ全 11 話、『TV 総集編 Air Communication』、『劇場版 I The King of Eden』、
『劇場版 II Paradise Lost』
カラー／本編計 547 分／HD ワイドスクリーン(16:9)1920ｘ1080p/
ドルビーTrueHD5.1ｃｈサラウンドリニア PCM2.0ch ステレオ
※発売：アスミック/フジテレビ販売：角川書店

『東のエデン』　公式サイト　http://juiz.jp/\